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[No.602] 意識は幻想か?―「私」の謎を解く受動意識仮説(続編)

清澤のコメント;この前紹介した前野先生の意識(クオリア)に関する講義には後半がありました。

ものを提示されてからそれを知覚するには0,5秒かかるが、人(意識の小人は)はあたかもその前に見たと感ずる。

指を動かそうと考え、運動野に電気が発生して、やがて指が動く。受動意思仮説に従うと、①無意識に発火(0.3秒前)、②曲げようと意識し、③そののちに実際に指が曲がる。これでは間延びしてしょうがないから、意識してすぐに動いたと自覚する方がつじつまが合う。意識時間をずらして実際の自分の運動を合理化する。人の脳の意思決定は実はその前に行われている。

分離脳患者の実験。脳梁の離断で転換を止める手術があった。運動の指示を左耳にささやくと右脳に入る。右耳でその理由を聞かれた左脳は、合理的な理由を作る。自由意志は無意識の小人が大勢いて、その中で答えを探す。エピソード記憶を満たすクオリアがある。意識とは無意識の結果にサーチライトを当てて、つじつまがあるようなエピソード記憶を作るり感じるためのものだ。その決定時は時間のずれがある。意識はエピソード記憶のためにある。エピソード記憶(海馬)を鳥以上の動物が持っている。カブトムシにはエピソード記憶がない。

 

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