清澤のコメント:当医院でも、機材の反応不良などちょっとしたトラブルは起きているらしいですが、「保険証忘れ扱いで現金全額徴収にした」例は起きてはいまいようです。なお、この会見を開いた保険医協会には私も加入しておりますが、日本医師会の下部機関である東京都医師会や、目黒区医師会ラインの医師会ではありません。眼科医会系の診療科別医師会でもありません。このほかに、日本眼科学会という純粋な眼科の学会もあります。
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マイナ巡るトラブル、医師から不安と憤り 「現場で頑張れと精神論」
マイナンバーカードの見本(表)
今の健康保険証の原則廃止を盛り込んだマイナンバー法の関連法改正案が成立する見通しとなるなか、マイナンバーカードを健康保険証としても使う「マイナ保険証」のトラブルが相次いで報告されている。現場の医師からは不安や抗議の声が上がっている。
成立を前に医師や歯科医師らでつくる「全国保険医団体連合会」は31日、記者会見を開いた。
大阪府守口市にある「北原医院」では、医療機関にマイナ保険証対応が義務化されたことを受け、システムを導入した。ところが直近でもトラブルが続発しているという。 同病院の井上美佐医師によると、マイナ保険証を使ったとき、患者は医療保険に加入しているはずなのに、機器の画面には「該当資格なし」と表示されるトラブルが目立つという。 トラブルにあった患者の1人については、国民健康保険への切り替えの際、自治体側でデータの登録作業が滞ったことが理由だったという。井上医師は「国は手間が減ると説明しているが、(「無効」と表示されたときの)保険者への問い合わせなどでむしろ負担は増している」という。 さいたま市の「山崎外科泌尿器科診療所」の山崎利彦医師は「マイナ保険証は現場の希望でやっていることではない。何かトラブルが起きたときに『現場で頑張れ』と精神論になっている」と憤る。 「国はマイナ保険証に別人情報がひもづけられた事故も、『現場の入力ミス』としている。しかし、そのミスのもとになったオペレーション(ひもづけ作業)を命じたのは誰なのか。オペレーション自体に無理があったのではないか」と責任逃れの姿勢を批判した。
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