中国の不動産市況の低迷が言われて久しく、その破綻は日本経済にも打撃を与えかねないともされている。しかし、某タブロイド紙記者氏によれば中国経済はもうだめだという観測は誤りで、悪い部分だけではなく相当に良い部分も混ざった斑状の不況なのだという。彼の観測では特に地域格差が大きいという。実際に「中国・斑・不況」で検索したら、この記事が出てきた。中国が斑状の不況にあるという観測はあながち的外れではなさそうだ。
《現地事情》中国経済「まだら状の不況」――悲観論はどこまで正しいか 配信
その要旨は次の通り:
新潮社の会員制国際情報サイト「フォーサイト」に掲載された記事です。記事の内容は、中国経済の現状と課題について分析しています。要点は:
- 中国経済のまだら状の不況:外食や自動車などの一部の消費はコロナ前の水準を上回っているが、高級店や高額商品は売れない。中国人の間には節約ムードや悲観ムードが広がっている。
- 不動産市場と消費マインドの行方:不動産は中国経済の重要な柱だが、値下がりやデフォルトのリスクが高まっている。消費者の信頼感や購買意欲が低下すれば、日本の「失われた30年」のような長期低迷に陥る可能性がある。
- 政府の対策と課題:政府は雇用の維持や創出に力を入れているが、財政収入は減少し、企業債務は急増している。また、新疆ウイグル自治区の人権問題で欧米との対立が深まれば、貿易や金融にも悪影響が及ぶ恐れがある。
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- 清澤のコメント:中国の経済破綻で近々に習近平政権が転覆するとか、或いは中国国内の不満の眼をそらすために台湾への侵攻をする恐れがあると考える必要は強くはないのではなかろうか?
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