結膜炎・花粉症・ものもらい (結膜疾患)

[No.2241] 瞼裂斑および瞼裂斑炎とは?

(2025.2.3改訂)ピンゲキュラ(瞼裂班炎)は、目の白い部分の透明な膜に黄色い隆起物ができる状態で、太陽光、風、ほこりなどの影響を受けることが原因です。これは、通常、不快感や美容上の問題がない限り、治療を必要としない無害な状態です.

ピンゲキュリティス(瞼裂班炎)は、ピンゲキュラが炎症を起こし、目のかゆみ、灼熱感、目に異物感などのドライアイ症状を引き起こす状態です。保湿性の目薬を点眼するか、軽度のステロイド目薬を点眼することで、症状を緩和できます。ピンゲキュラが視界を遮るほど大きくなった場合は、手術が必要になることがありますが、これはまれです。完全な消失を得ることはなかなかむつかしく、ハードコンタクトレンズが原因の時にはソフトレンズに変えたり、眼鏡で暮らしてもらう方が勧められる場合もあります。

瞼裂班・ピンゲキュラとは

メルマガ登録
 

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

最近の記事

  1. 中高年で増える「ものが歪んで見える」症状――その背後にある“黄斑前膜”とは?

  2. コンタクトレンズを日常的に使う方へ――安全に使うための大切な5つの心得

  3. 眼瞼けいれんと内服薬治療の最新知見――世界27,000例を解析した研究から見えた実態