清澤のコメント:新型コロナ後遺症について思うことという記事を 関町内科クリニック 申偉秀 氏が記載している。⇒リンク:私の神経眼科の外来でもコロナ感染後に視覚および目の不調を訴える患者さんがいて、必要に応じてこの記事に紹介されている診療機関に紹介しています。なお、新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)には、視覚に関連する症状が報告されています。これらの症状には、以下が含まれます。
- 急激な視力低下
- 急激な視野異常(視野の一部が欠けるなど)
- 充血をともなう目の激痛
ただし、これらの症状が発生する頻度や重症度については、まだ十分に解明されていないため、詳細については医療機関での診断が必要です。罹患後症状が疑われる場合は、かかりつけの医療機関や都立病院の後遺症相談窓口に相談することが勧められます。
頭初記事の要旨:このページでは、新型コロナウイルス感染症の後遺症(Long COVID)について、その定義、症状、治療法、相談窓口などを紹介した記事です。
- 後遺症の定義と症状:WHOは、感染症の診断が確定している人や感染の可能性の高い人が、発症から通常3カ月後に、少なくとも2カ月以上持続する症状を持ち、他の診断では説明がつかない場合を後遺症と定義している。主な症状は、全身症状、呼吸器症状、精神・神経症状、その他の症状などがある。
- 後遺症の発生率と予後:コロナに罹患した人の約半数が半年後も症状を訴えており、感染者の1割くらいが外来での治療を必要としている。フランスのデータでは、後遺症罹患の1年後に寛解を経験している率が15%であり、感染者が激増した今後、後遺症が大きな問題となることが考えられる。
- 後遺症の治療法と相談窓口:有効と思われる治療法として、上咽頭擦過療法(EAT)、漢方、鼻うがい、BCAA、亜鉛、鍼灸、呼吸リハビリなどが挙げられる。後遺症が疑われる場合は、無理な活動を避け、かかりつけの医療機関や都立病院の後遺症相談窓口に相談することが勧められる。また、都内の後遺症対応医療機関や上咽頭擦過療法を行っている医療機関も紹介されている。
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