「医師による医師のためのChatGPT入門2」をたった今聴講し終わりました。(20:00終了、現在20:15です。)この記事は、その聞き取りメモをコーパイロットで整えたものです。その中では有用なプログラムが多数説明されており、既に発売されている演者の成書の中で記載されているという事ですので、さっそくその購入を考えましょう。総説的なものの著作や、論文作成、スライド作成にも多くの研究者がこれに頼るという時代は急速に始まっていると実感されました。自分の文を自分のアバターに話させるという方法のユーチューブ制作にも使えそうです。
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テーマ:臨床現場ががらりと変わる生成AI実践術
1. 初期設定と基本操作
- ChatGPTに正確にサインアップする(完了済みと仮定)。
- 医療情報の検索に活用。
- 教授へのお礼メールの作成が可能(お礼を述べつつ断る場合も対応可能)。
- コピペする際は冒頭の形式や誤字脱字に注意。
- Googleの口コミ返信文の作成も可能。
- 当直シフトの作成にも有用(GPTに条件を入力)。
- 多言語対応:作文や自然な会話が可能。DeepLも併用するとさらに精度が向上。
- 日本語への翻訳:文字数調整も可能。
2. AI活用の利点と注意点
- AIの強み:
- 人間よりも洗練された共感性を表現できる場合がある。
- キーワードが見つからない場合のヒント探しに有効。
- 注意点:
- AIは責任を取らないため、利用者の自己研鑽が重要。
- 患者情報の入力は禁止。
- ハルシネーション(虚偽情報)に注意。
3. 特化したAIツールの活用例
- 便利なツール:
- DeepL:高精度な翻訳。
- Rtplexity、Elisit:情報収集に便利。
- Google AI Studio:無料で長文(約200万文字)の読解が可能。
- 複数の論文を読み込み、レビュー論文の下書きを作成。
- 方針の違いを指摘する機能も。
- Genspark:論文検索やファクトチェック機能を持つ。
4. 論文作成のサポート
- Gensparkの利用方法:
- 論文を入力し、参考文献の正確性を確認。
- 不明瞭な文献の復習も容易。
- オートパイロットエージェントでファクトチェック可能。
- 議論(Discussion)のブラッシュアップ:
- チェリーピックを避け、内容を洗練。
- ハルシネーションを抑制する方法も併用。
5. プレゼンテーション作成
- スライド作成ツール:
- ガンマ(Gamma):PDFからスライドを自動生成。
- Felo:検索結果からスライドを提案。スタイリッシュで無料。
- 動画作成:
- スライドを読み原稿化。
- アバターを使用して読み上げも可能。
6. その他の活用例
- 議事録の書き起こし:Google AI Studioで可能。
- 論文査読:慎重に使用しつつもサポートとして有効。
- ハンズオンセミナー:実践的な学習機会が提供されている。
7. 注意点
- AIの利用はインプット(情報収集や整理)に効果的だが、アウトプット(公開や共有)には自己の能力を落とす可能性があるから使用には注意が必要。
- 著作権への配慮が不可欠。
本セミナーの内容は、アーカイブで視聴可能とのこと。AIを利用する際には、AIの特性や限界を理解したうえで活用することが重要です。
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