◎ ブログを元に、最近の話題を取りまとめてこの「自由が丘清澤眼科最近の話題:長版)と、それから記事を厳選したメルマガの発信をしています。今回で63号です。春の日本眼科学会が終わりました。メルマガ読者数は眼瞼痙攣患者さんを中心に710人になりました。(⇒視聴登録募集。ご登録はこちらから)、登録取り消しも簡単にできます。一度読めたのにメルマガ配信が中断した方は、あなたの携帯電話の迷惑メールボックスに入った可能性があります。職員にご相談ください。
① ご近所の話題など
◎ 今週の「自由が丘でランチ」は、前から気になっていた自由が丘駅近くのラトリエプリュ(ザ・アトリエ・プラスの意味)を紹介します。此処も駅に近く、小さな地下の隠れ家的雰囲気のレストランですが、チェーン店ではなく、個人経営の本格的レストランです。ランチ時は結構混んでいるそうですが、夕方の開店時間は予約なしで入れ、ハンバーグが2000円以内で食せました。
◎ 街中ウエディングパーティーを社会実験としてやってみるそうです。サンセットエリアを対象にした車両通行止めの中で、行います。新郎新婦(あいさんとしょうまさん)はお店のかたのようです。
◎ 米国では4月20日にイースターデイが祝われました。子供が小さいころには彩色卵を作りました。ジュディーガーランドとフレッドアステアの映画イースターパレードのサントラ版も紹介します。
◎ ニデック社の電源装置BESSがヨーロッパの電気自動車用電源とし大活躍しているそうです。(眼科光学機械のニデック社とは別の会社です。)動画紹介です。
再生可能エネルギーの新時代を切り開く「BESS(Battery Energy Storage System)」について解説動画
②一般患者さん向けの眼科の話題
◎ 糖尿病の注射薬で視力が低下することがある?糖尿病治療注射薬と視力低下の話題への質問に、24日発行の日刊ゲンダイ誌上で私が答えました。これらの注射薬は非常に血糖を下げる効果が強いので、あまり早く血糖やヘモグロビンA1cを下げると網膜や視神経に虚血を起こして視力低下を起こすことがあるようです。(日刊ゲンダイ協力記事採録)
◎ 強度近視で起きやすい目の病気は:緑内障、白内障、網膜剥離、近視性黄斑変性そのほかがあります。
◎ アイフレイル(目の老化)対策というパンフレットをいただきましたので、そのパンフレットも参考にアイフレイルの対策を自分流にまとめてみました。アイフレイルのチェックリストも採録してあります。日本眼科学会や日本眼科医会もこのアイフレイルに関する市民への啓もうに力を入れています。
◎ レーベル病に対する遺伝子導入研究の現状を聞かれることが有ったので、さっそく調査してみました。まだ国内の病院に患者さんを紹介できる段階ではありませんが、海外でも国内でも盛んに研究されています。
③ 此処からは論文紹介など眼科のやや専門的、学術的な話題です
◎ 小児虐待を米国医学会雑誌JAMAは最新号の特集に取り上げています。この問題は、裁判の結果が両親にも子供にも多大な影響を及ぼしますから、此処の事案を一般的な確率論では論じられません。私も刑事事件の被告側意見書提出で、この問題にはかかわっていますので気になる記事でした。
◎ 緑内障に対し行われるLSTとは:緑内障に対し、最近行われることの増えた選択的レーザー繊維柱帯切除術(SLT)の説明です。今回の学会を聞くとミグス(MIGS;最小侵襲の緑内障手術と総称される手術や、このSLTを早期から行う事が行われるように学会が動いているのを感じました。
◎ 第129回日本眼科学会演題関連記事(後半部)のまとめです:
◎ 緑内障の影に潜むリスクとは?というモーニングセミナーを聞きました。夜間に眼圧が高くなっている、睡眠時無呼吸症候群があり視神経が虚血になる、老齢で点眼がそもそも上手くさせないなどの話が聞かれました。会場への途次で大手町のビル群も眺めてきました。
◎ 一新会セミナーでは澤充先生の色覚検査機器の話と、本庄恵先生の緑内障の治療の話を聞いてきました。
◎ 眼感染症の病態に迫る。シンポジウム19では眼感染の病原因子、最近毒素とアラーミン、リンパ管新生、メタゲノム解析などが話されました。
◎ ぶどう膜炎における失明パターンを理解しよう!(教育セミナー10): ぶどう膜炎は元々は私の専門分野ではありませんが、医科歯科大学では望月教授の下で習わぬ強を読みましたので、多少は理解できます。今日は、ぶどう膜炎における失明パターンという教育セミナーを聴講してきました。
④ 眼瞼痙攣など神経眼科関連の話
◎2025年5月の眼瞼・顔面けいれん友の会・交流会の日程、場所が決まりました。私のスピーチテーマは「世界の眼瞼痙攣治療研究、特に最近の話題」といたします。令和7年5月18日(日曜日)受付開始12時30分、開会13時、北とぴあ 15階 ペガサスホールです。
◎ ビジュアルスノウのオーストラリア人医師オーエン・ホワイト氏によるQ&A
このブログには眼瞼痙攣や神経眼科に関連した発信が多いです。(リンク⇒眼瞼痙攣の記事一覧をご覧ください)。
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