大戸屋というレストランについて
大戸屋(おおとや)は、日本全国に店舗を構える定食チェーンです。創業は1958年、池袋に開いた「大戸屋食堂」が始まりで、家庭で作るような栄養バランスの良い食事を外食でも提供することを理念としています。大手チェーンながら、素材の下ごしらえを店内で行い、手作り感のある家庭料理を提供してきた点が特徴です。
看板メニューには「鶏の黒酢あん定食」「しまほっけの炭火焼き定食」「豚の生姜焼き定食」などがあり、和食を中心とした豊富な定食が揃っています。価格帯はランチ・ディナーともに1,000円前後から1,500円程度が中心で、外食の中でも比較的手頃に栄養バランスを整えられる点が評価されています。
自由が丘の大戸屋について
自由が丘には、大井町線の自由が丘駅南口を出てすぐ、地下に店舗があります。駅からのアクセスが良く、買い物や診察の前後に立ち寄るのに便利な立地です。地下店舗のため、店内は外光は入りにくいですが、落ち着いた雰囲気で、カウンター席からテーブル席まであり、ひとり客からグループまで幅広く対応できます。
混雑具合
昼時(12時前後)はサラリーマンや学生、買い物客で混み合うことが多く、待ち時間が発生することもあります。13時以降や夕方は比較的落ち着き、ひとりでも入りやすい印象です。
注文システム
最近の大戸屋ではスマートフォンによる注文システムが導入されており、QRコードを読み取ってメニューを確認し、注文まで自分のスマホから完結できます。店員を呼ぶ手間が省け、落ち着いてメニューを選べる点が便利です。もちろん従来通り、卓上タブレットや店員への口頭注文も可能です。
価格帯とおすすめメニュー
自由が丘店でも新宿センタービル店と同様、価格帯は 1,000円から1,500円程度 が主流です。バランスの取れた定食が中心で、味噌汁・小鉢・漬物が付いてくるため満足感があります。
特におすすめされているのは以下のメニューです:
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鶏と野菜の黒酢あん定食:揚げた鶏肉とたっぷり野菜を黒酢でさっぱり仕上げた人気メニュー。
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豚の生姜焼き定食:厚めの豚肉を使い、タレの風味が食欲をそそります。実際に新宿店で筆者もいただきましたが、味付けも濃すぎず上品でした。
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炭火焼き魚定食:さんまやホッケなどの焼き魚は大戸屋の定番。ただし自由が丘店でも、季節や仕入れ状況により品切れの場合もあるのでご注意を。
また「大戸屋ランチ定食」と呼ばれるお得なメニューもあり、1,000円未満でしっかりとした内容を楽しめる点も魅力です。
清澤眼科通信読者へのご案内
自由が丘駅周辺はカフェやレストランが多く、ランチ選びに迷う場所ですが、大戸屋は「栄養バランス」と「安定した味」を求める方には安心の選択肢です。外食で野菜不足を補いたい方や、魚料理を食べたい方には特におすすめです。当院の診療前後に立ち寄るにも便利な立地で、混雑時間を避ければ落ち着いて食事ができます。
私自身、先日訪れた新宿センタービル店で「豚の生姜焼き定食」を楽しみましたが、品切れだった「さんま二尾の塩焼き定食」は、自由が丘店でぜひ試してみたいと思っています。次回、自由が丘店を訪れた後に改めて具体的な印象を追加し、最終稿として皆さまにお届けいたします。
📌 まとめ
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大戸屋は家庭的で栄養バランスの取れた和食定食を提供する老舗チェーン。
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自由が丘店は駅南口すぐの地下にあり、アクセスが良い。
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ランチ価格帯は1,000~1,500円で、黒酢あん、豚生姜焼き、焼き魚が定番人気。
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スマホ注文システム導入で便利。
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混雑は昼時に集中するため、時間をずらすと快適。
家庭料理の安心感と外食の利便性を兼ね備えた大戸屋は、自由が丘ランチの選択肢として覚えておいて損はない一軒です。
注記:なお、大戸屋は2020年に経営をめぐり大きな出来事がありました。外食大手コロワイドが経営不振を背景に敵対的TOBを仕掛け、店内調理にこだわる大戸屋は当初強く反発しましたが、資金力と株主への高いプレミアム提示により最終的に買収が成立しました。こうして大戸屋はコロワイド傘下となり、セントラルキッチンや共同仕入れの活用など効率化を進めています。その効果もあって2024年度上期には売上・利益がそろって二桁増となり、安定した成長を取り戻しつつあります。自由が丘店で味わえる定食の裏には、こうした企業再編の歴史と、新しい経営体制の工夫が息づいているのです。主なグループブランド;居酒屋:甘太郎、いろはにほへと。焼肉:牛角、温野菜、寿司:かっぱ寿司(買収によって傘下化)、ステーキ:ステーキ宮、その他:海鮮系や和食チェーンなど多数。幅広い業態をカバーし、M&Aを通じて成長してきた企業です。
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