◎ ブログを元に、最近の話題を取りまとめてこの「自由が丘清澤眼科最近の話題:長版)と、それから記事を厳選したメルマガの発信をしています。今回(11月10日)で92号。メルマガ読者数は(10月13日で)875人になりました。(⇒視聴登録募集。ご登録はこちらから)、登録取り消しも簡単にできます。さて、一度読めていたのに、最近メルマガ配信が中断したという方は、あなたの携帯電話の迷惑メールボックスに入っている可能性がありますので来院時に当院職員にご相談ください。
① ご近所の話題など
◎ 自由が丘ランチ特集:蔭山樓で創作中華を楽しむ
自由が丘で少し特別なランチを楽しみたいときにおすすめなのが、「蔭山樓(かげやまろう)自由が丘店」です。自由が丘駅から徒歩5〜7分ほど、自由が丘公園のすぐ北側という当院からも近い場所にあります。緑豊かな通りに面したこの店は、落ち着いた外観と上品な雰囲気を持ち、日常のランチに小さな贅沢を加えたい方にぴったりの一軒です。ふかひれ料理が有名です。(ご利用には予約を推奨します)
◎ 「雇用悪化で急落」は本筋ではない──大川さん流・足元相場の見方:動画紹介
バブルがはじけるという警告とそれはまだという見方が交錯しています。
◎ 世相を見る:米株式市場に「過熱警報」―バフェット指標が示す危うさ |こちらはそろそろ用心というご意見です。
◎ ルリマツリ(瑠璃茉莉、英名:Plumbago auriculata)
南アフリカ原産の常緑低木で、温暖な地域では初夏から秋にかけて長く花を咲かせます。名前の「ルリ(瑠璃)」は美しい青紫色を、また「マツリ(茉莉)」はジャスミンの和名から取られていますが、実際はジャスミンとは異なる植物です。
作者は、カブというホンダの50㏄バイクをバンに積んで旅をするという動画シリーズで有名な女性ユーチューバーです。今回は鹿児島の古い開業医の閉院して久しい診療所を買い取って、ゲストハウスを作ろうとして家仕舞いから始めているという経過を紹介している動画です。古屋の整理は、お宝探しとしては面白そうですが、手間もかかります。出てくる古道具には、ほとんど経済価値はないようです。もし古屋を解体すをとすれば、それにはそれで大変な経費が掛かります。
朝鮮出兵では秀吉に命じられて目付を務め、関ヶ原の合戦前には東軍につくことで落城を経験しますが、論功行賞で江戸時代初期まで存続に成功した大名家でした。しかし江戸幕府政争のあおりを受けて改易の憂き目にあった大名のお話でした。
② 一般患者さん向けの眼科の話題
◎ 白内障手術を他院で受けられた後の経過観察スケジュールと注意事項:
白内障手術は、視力を取り戻す大切な治療ですが、「手術が終わったら完了」ではありません。目の炎症や眼圧変化、後発白内障などは、ゆっくりと進むため、定期検査こそが良好な視力維持の鍵です。特に60歳前後からは緑内障や黄斑疾患が出やすくなります。「痛くない・見えている」ときこそ、年1回のチェックを欠かさずに続けましょう。
◎ 黄斑前膜(macular epiretinal membrane)──手術を勧めるタイミングとは?
黄斑前膜(macular epiretinal membrane)があり、OCT(光干渉断層計)で“5ラインズ”撮影した時には網膜の浮腫または肥厚が明らかですが、変視症はわずかで矯正視力の低下もありません。この患者さんに大学病院などでの硝子体手術と人工水晶体置換手術を勧めるとする場合に、それを正当化できる視力や歪視の程度はどの程度ですか?。
◎ 学校教室のLED照明──「明るすぎ」「調節できない」は本当?
近年、全国の学校で照明が蛍光灯からLEDに置き換えられています。省エネや長寿命が利点ですが、一部では「LED照明は明るすぎる」「調光できない」といった声も聞かれます。眼科医の立場から、照明環境が子どもの目に与える影響を整理してみましょう。
◎ 米国および日本における毒蛇咬傷 ― 眼への影響も含めて
JAMA最新号(2025年10月号)に、米国における毒蛇咬傷(snakebite envenomation)の概論が掲載されました。この記事では、その要点をまとめたうえで、日本に生息する毒蛇の特徴と注意点、さらに毒蛇咬傷によって生じる視覚症状についても触れます。
③ 此処からは論文紹介など眼科のやや専門的、学術的な話題です
◎ 乳児虐待に関する法律家主催のシンポジウムを聞いてきました。
乳児虐待に関する法律家主催のシンポジウムを聞いてきました。そこでこの問題を扱った書籍も入手してきました。その揺さぶられっこ症候群(SBS shaken baby syndrome)と虐待による頭部外傷(AHT abusive head trauma)を扱った「赤ちゃんの虐待えん罪」(秋田真志、古川原明子、笹倉香奈;編著)という本について、説明します。
◎ 米国メディケアに広がる「事前承認制度」──その目的と懸念
米国では、医療費の高騰を抑えるため、保険で高額医療を受ける際に「事前承認(Prior Authorization)」という仕組みがあります。これは、医師が検査や治療を行う前に、保険会社が「本当に必要か」を審査し、承認されなければ保険が使えないという制度です。目的は、不必要な医療行為や詐欺的請求を防ぐことですが、実際には「治療の遅れ」や「必要な医療の拒否」が生じるとの批判もあります。日本での導入の動きはまだ見られてはいません。
◎ AIは不平等を加速させるのか ― 『予測の手段』書評から考える
AIはただ便利な技術でも、遠い未来の恐怖でもない。『誰が決め、誰が使い、誰が利益を得るか』によって社会を左右する力を持つものだ。だからこそ、技術の仕組みを少しでも知り、予測ツールの使われ方に自分たちが関われるようになることが、これからの不平等を防ぐカギになる。
④ 眼瞼痙攣、ビジュアルスノウなど神経眼科関連の話
◎ 第20回「眼瞼・顔面けいれん友の会」例会・交流会開催のお知らせ |
開催概要 日時:2025年11月30日(日)13:00~15:30(受付開始12:30) 会場:横浜 セネックス大会議室 東神奈川駅前です
(神奈川県横浜市神奈川区西神奈川1-6-1 サクラビアビル4F)
◎ 視界に「砂嵐」が見える――Rick Davisさんが語るVSSと支え合い
ビジュアルスノウイニシアチブという医師を含む患者会とアンキャンという患者支持組織はともに視覚砂嵐症候群患者への援助活動をしています。リック・デイビス氏はアンキャンのリーダーです。その人からのメッセージです。
◎ 眼瞼痙攣で治療中の患者さんで首のうなづくような動きと片腕の強い振戦を示す人について
眼瞼痙攣で治療中の患者さんで首のうなづくような動きと片腕の強い振戦を示す人がいた場合、その眼瞼痙攣との関連を説明します。ボトックス投与継続のほかに対応として何が考えられるでしょうか?
◎ 眼瞼けいれんと光過敏 ― 若倉先生の新しい治療法「HDグラス」の効果が論文掲載
若倉正登氏らのHDグラスの羞明に対する効用に関する実用性を示す初めての本格的な論文がCureusという英文雑誌に正式に公表されました。光に対する感作を中断させるために、それ自体をかけては歩行もできないほどの非常に暗いサングラスを日中に何回かに分けて使用させ、徹底的に目を休めるるというアイデアを製品にしたものです。関連演題が今回の神経眼科学会にも複数出されています。
◎ 5月の総会でのお話内容を印刷した友の会報が届けられました。
今回の会報では、若倉先生と私の講演が紹介されています。ページを開くと以前等ブログでまとめたその内容を見ることが出来ます。若倉先生はますます多くの医師を糾合して盛んに眼瞼痙攣診療とその研究に取り組まれている印象です。



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