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[No.4195] ― 今週の自由が丘ランチ:「魚卵丼専門店・波の」―

― 今週の自由が丘ランチ通信:「魚卵丼専門店・波の」―

毎週水曜日の昼にお届けしているこの「自由が丘清澤眼科メルマガ」では、当院の最新のお知らせや健康情報とともに、冒頭に“自由が丘ランチ紹介”を添えるのが恒例となっています。おかげさまでこのコーナーは患者さんから「行ってみたら本当に美味しかった」「次回の検診のときに寄るのが楽しみ」とご好評をいただいており、私自身もうれしく思っています。


今週のご紹介:「波の(なみの)」 ― いくら丼専門店の粋

今回は、当医院から熊野神社方面に向かい、踏切を東へ渡った先の地下にある“隠れ家のような名店”をご紹介します。

お店の名前は「波の」。魚卵丼、それもいくら丼の専門店です。

店内はカウンターとテーブルが数席ずつのこぢんまりした空間ですが、落ち着いた照明の中で、いくらのきらめきを静かに楽しめる特別な雰囲気があります。

昼の定食は2000円未満でも楽しめ、夜はお酒とともにゆっくりと味わうこともできます。


 6種類のいくらを食べ比べ

「波の」さんでは、産地や鮭の種類、成熟時期によって異なる6種類のいくらを用意しています。

たとえば「紅鮭」「鱒」「銀鮭」「上いくら(産卵期初期・後期)」など、それぞれ粒の大きさや塩味、香りに個性があり、丼の上でその違いを楽しむ“いくらの食べ比べ”ができるのです。

北海道産「ななつぼし」をガス釜で炊き上げたご飯は、いくらとの相性が抜群。

食後には「いくらの漬け汁で仕上げる卵かけご飯(TKG)」のサービスもあり、2種の卵から選べるという遊び心も人気の秘密です。


 いくらの旬とお店の歩み

いくらが漁で得られるのは、毎年9月から年末にかけての短い期間だそうです。その時期に新鮮ないくらを丁寧に処理し、凍結保存して一年を通して使うのだとか。

ただし、近年は原材料の高騰が悩みの種とのこと。それでも、「いくらの美味しさを知ってほしい」という想いを支えに、価格を抑えて続けているそうです。

自由が丘という街は開店・閉店の入れ替わりが早く、2年続くのも難しいと言われます。その中で「波の」さんはすでに10年

“自由が丘で10年”というのは、それだけで地域に愛されてきた証しです。


私よりひとこと

いくらには、目や脳の働きを支えるDHAやEPAなどの良質な脂肪酸が豊富に含まれています。

もちろん塩分には注意が必要ですが、たまのご褒美ランチとしていただくなら、心にも体にも嬉しい食材です。

診察の前後に少し時間がある方、付き添いの方とのお食事をお探しの方には、ぜひ一度「波の」さんの“魚卵丼の世界”を体験してみてください。

静かな地下空間で、いくらの粒がはじける音を感じながら、ひとときの自由が丘時間を楽しめるはずです。

お店情報

 魚卵丼専門店 波の(NAMINO)

住所:東京都目黒区自由が丘1-3-22 アーバンビルサカス B1F

アクセス:自由が丘駅より自由が丘デパート沿いに北上徒歩3分、熊野神社そばの踏切を東へ渡ってすぐ脇道の地下

営業時間:昼 11:30〜14:30/夜 17:00〜22:00

定休日:火曜(変更あり)

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