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[No.112] 世界同時インフレショックに備える投資術:バフェット太郎から

清澤のコメント:世界は大きなインフレに向かっており、株価等もバブルの様相を呈していますから、虎の子と思って積み立てていた預金がその価値を失っていた、という事にもなりかねません。バフェット太郎氏は、インフレに強い資産に、自分の預金を移しておくことを勧めています。

今回の動画の内容をまとめると、世界同時インフレショックのリスクとその備え方について解説してきましたが、正解は今 cpi(消費者物価指数)だけではなくて cpi の先行指標となる ppi(生産者物価指数) まで上昇していることからインフレは一段と加速する公算が大きいです。
またインフレが加速している主な要因はサプライチェーンの混乱を背景とした供給
サイドの問題ですが、新型コロナウィルスの第6波が(ヨーロッパと韓国に)到来していることを考えると、供給問題はしばらく解消しないと思います。
そしてこうした供給サイドの問題でインフレが加速している場合は、中央銀行が
利上げをしたところで供給問題が解消されるわけではありませんから、インフレを
止めることはできません。
つまり中央銀行ができることはサプライチェーンの混乱が一刻も早く収束すること
を祈るしかないという事です。そのため世界経済は今、前代未聞の世界同時インフレショックに見舞われているんですが、インフレというのは貨幣の価値が下がる
ことを意味しますから、個人投資家はなるべく現金比率を引き下げてリスク資産
に投資する必要があります。
 しかしインフレ亢進が高止まりしてしまうと、今度はリセッション入りしてしまう可能性があります。
 このように現金と株などのリスク資産が
同時に危ないとき投資家はどうすればいいのかというと、それは原油あるいはエネルギー株や金鉱株といったインフレに強い資産に資金を移してやればいいんです。原油と金は端的に見れば調整局面を迎える可能性が高まっていますが、長期的にみればあなたの資産をインフレの脅威から守ってくれる逃避先になると思います。
ということで今回の動画は以上になります。good luck.
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