神経眼科

[No.4559] 甲状腺画像診断Atlasが届けられました。

甲状腺画像診断Atlasが届けられました。監修は久留米大学名誉教授の広松雄治先生です。その序を読むと甲状腺眼症は:バセドー病や橋本病に見られる。重症例では複視や視力障碍をおきたす。眼科診察所見で重症度を、クリニカルアクティビティースコア(CAS)での活動性の評価が重要です。核磁気共鳴画像(MRI)所見では水平断、冠状断、矢状断に加えてT1強調画像、T2強調画像、脂肪抑制T2強調画像、STIR,なども用いられるが、MRIが十分に活用されているとはいいがたい。この冊子には多彩な眼症状の甲状腺眼症の症状とMRIの対比が示されているとされており、202411月に新しい治療薬テッペーザ(テツロツムマブ)が発売され、中等度から重症で活動性のある甲状腺眼症への使用が可能になったことが紹介されている。レファレンスには2023年の治療指針があげられており、そちらも参考にしたい。

具体的な目次は次の通り

  • 甲状腺がん相の臨床所見。
  • 甲状腺がん相の鑑別診断:IGg関連眼疾患、眼科外眼筋の悪性腫瘍、アレルギー性結膜炎、緑内障
  • 甲状腺眼症診断におけるMRIの有用性;臨床所見とMRIの比較
  • MRIによる活動製の評価
  • MRI撮像方法
  • 複数のケースレポートも収載されています。
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