清澤のコメント:藤原一枝先生からのメールです。乳児虐待に関しては未だに不当に厳しい目が向けられており、それが今でも冤罪を生んでいます。
この事例では、不整脈を起こしうる異常な遺伝子が見つかり、それが証拠として採用されたからよかったのですが、よくもまあこんな珍しい遺伝子を探し出したものと思い、それを探し出したことは普通ではないと思われます。また、この遺伝子が有ればどの程度の頻度で危険な不整脈が起きるというのかが説明されていません。この遺伝子がなければ「有罪」だったのでしょうか?「疑わしきは罰せず」の原則こそが守られねばなりません。
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2019年、7カ月児の突然死を、窒息と断定され、父親が起訴され、今年12月の判決で、「遺伝子異常による突然死の可能性が高く、無罪」となった例の報道です。
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