清澤のコメント:ドライアイに関連する新しい研究が出ています。結論は:角膜染色、TBUT、涙液浸透圧、およびDED兆候の複合重症度スコアは、女性では年齢が上がるにつれて著しく重篤になるが、男性ではそうではないことが判明したという事でした。症状の悪化は加齢とともに増加しなかったそうです。ーーー
ドライアイの評価と管理(DREAM)研究におけるドライアイの臨床徴候および症状と年齢の関連性 ミーガン・チャオ、BAほか、オープンアクセス公開日: 2023 年 1 月 11 日DOI: https://doi.org/10.1016/j.xops.2023.100270
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ドライアイ疾患の兆候はあるが、症状はなく、年齢とともに悪化する症例について:
DREAM 研究では、ドライアイ疾患 (DED) 患者 535 人のコホートを対象に、オメガ 3 サプリメントの有効性と安全性を評価した。 研究データの二次分析では、年齢の増加により、平均涙液層破綻時間の有意な低下、涙液浸透圧の増加、平均角膜染色と複合ドライアイ重症度スコアの増加など、DEDのより重篤な兆候が見られることが判明した。 ただし、DED 症状のベースラインからの 6 か月および 12 か月の変化に関しては、年齢グループ間に有意差は見られなかった。 これらの矛盾する所見は、年齢が DED 症状と相関することが判明した研究結果もあれば、相関関係が見出されなかった研究結果もあるという以前の研究に対応しています。 Ophthalmology、2023 年 6 月
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