眼瞼・顔面けいれん友の会 リモート交流会について
以下のプログラムを予定しています。私（清澤）はSMILEノート、帝人ファーマ、メルマガについて（15分）の時間をいただいていますので、そこで紹介する内容を以下に添付します。また、別項目に予めいただいた質問とその回答を掲載します。
① スマイルノート
これは、若倉正登先生が編集に協力し、グラクソスミスクライン社が作成、ボトックス施療機関に配布している小冊子です。私は非常に気に入って利用させていただいて居ます。まず、眼瞼痙攣、片側顔面けいれん、ボトックスに関する詳しい説明が数ページにわたり記載されています。次に、ボツリヌス療法の記録が4回分あります。それに続き、患者さん自身が記載するセルフチェックシート（４回分）が含まれています。全体的な満足度、改善したこと、相談したいことを施術の2週間後、1か月後、2か月後、3か月後に記入し、次回の来院時に持参してください。施術医師はその記事を参考に次回のボトックス投与量と注射部位を考慮します。何も書かれていなくても問題ありません。その場合、前回の投与に対する患者さんの不満は特にないと解釈できます。
② 帝人ファーマの注射薬の治験について （注：当医院分の登録は終了しました）
2月にスタートアップミーティングが品川で行われ、全国の眼科ボトックス治療を行っている施設から医師が集まり、説明を受けました。この薬剤「ゼオマイン」は既に国内で（脳卒中後などの）筋痙縮の治療に普通に使われている薬剤です。今回の治験の目的は、国民健康保険で使用できる疾患名に眼瞼痙攣を加えることです。全国で約25名の患者さんに協力いただき、約1年間かけて有効性と副作用を調査します。自由が丘清澤眼科でも5名の患者さんに協力いただき、すでに投与が始まっています。従来の製品と比べ、薬価が安く、ボトル内の薬剤量も多いです。精製度も高く抗体ができにくいともされています。治験が終了し、有効性が確認されるまで、眼瞼痙攣には国民健康保険での使用はできません。
③ 自由が丘清澤眼科のメルマガについて
従来の「清澤眼科医院通信（南砂町）」は、私の転職により廃止されました。その後、新たに「自由が丘清澤眼科通信」を立ち上げ、一人でも多くの眼瞼痙攣および片側顔面痙攣の患者さんに情報をお届けするために、「自由が丘清澤眼科メールマガジン」の配信を2月から始めました。内容は（1）ご近所の町の話題、（2）一般患者さん向けの話題、（3）後輩など眼科関係者向けの話題、（4）眼瞼痙攣患者さん向けの話題を、週ごとに新しい記事から厳選し、水曜日午後6時30分に配信しています。現在までに22号配信しました。ブログ記事の下端に読者登録の入口がありますので、ぜひご覧ください。当方では読者の個人情報は把握せず、登録も解除も簡単にできます。
④ 事前にいただいた質問への回答
この会からいただいた質問項目への私の回答をまとめました。以下のページからご覧ください。若倉先生からも追加の回答をいただけると思います。
⑤ 眼瞼・顔面けいれん友の会 リモート交流会のお知らせ
＊日時：２０２４年７月２１日（日）１３時～１５時
＊ZoomのURL、ID、パスコードは、開催日の前週にメールでお知らせします。
＊プログラム
12：30・・・受付開始
13：00・・・開会挨拶
13：05・・・講演
- 厚生障害年金について （15分）
講師：NPO法人 目と心の健康相談室 理事長 荒川和子様
- 『光過敏と予防法』について（30分）
講師：井上眼科病院 名誉院長 若倉雅登先生
- SMILEノート、帝人ファーマ、メルマガについて（15分）
講師：自由が丘清澤眼科 院長 清澤源弘先生
14：05・・・休憩（5分）
14：10・・・グループ別交流（40分）
14：50・・・質疑応答（10分）
15：00・・・閉会
＊お願いと説明
- 受付について
グループ分け作業があるため、早めにお入りいただけるとありがたいです。
- 記録について
グループ交流以外の部分は録音録画させていただきます。
会報37号に掲載するための資料とすることを目的とします。
会報には、無断で個人情報を載せることはいたしません。
- 質問について
チャット記入でも、挙手やお声掛けなど、遠慮なくどうぞ。
- グループ別交流について
7～8名のグループの部屋に、先生が回って下さいます。
眼瞼・顔面けいれん友の会
２０２４年７月
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