「眼瞼けいれん」ってどんな病気? 自由が丘清澤眼科ではボトックス投与時にスマイルノートを記入してお渡ししています。
眼科医清澤のコメント:自由が丘清澤眼科ではパスポートのような形のスマイルノートを患者さんに手渡しし、毎回のボツリヌス療法の記録(注射個所の図、注射日、注射箇所、投与量)を記入して差し上げます。また、セルフチェックシートに患者さんご自身での治療満足度、改善したこと、相談したいことの記入を求めます。記入は2週間、1か月、2か月、3か月後に各々行ってください。次回ボトックス投与のための来院日にお持ちいただくと、患者さんの状態把握がより的確になり、ボトックス注射の増量または減量などの参考にもなります。
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「眼瞼けいれん」ってどんな病気?((GSK社 スマイルノート 3-4ページから抜粋①)
自分の意思に関係なく、自由に目を開けることがしにくくなったり、まばたきが増えたりする病気です。
何らかの原因で神経が障害され、脳から正しい指令が伝わらず、自在に目が開けられなくなる病気を「眼瞼けいれん」といいます。
眼瞼けいれんでは、まばたきがうまくできず、まぶたを閉じているほうが楽になります。自覚症状はドライアイと似ていますので、ドライアイの治療で効果がなければ、この病気も疑いましょう。
おもな症状
初期 まぶしい、目を閉じているほうが楽、目が乾く、目がショボショボする、まばたきが多い
進行 自分の意志でうまく目を開けられない、歩行中に人や物にぶつかる、事故やケガ
歩いていて電柱や人にぶつかることが多くなることも
中高年の女性に多く見られます
性別で見ると、眼瞼けいれんの患者さんの7割が女性です。特に中高年(50-70歳代)に多く見られます。まれに20歳代でも起こることがあります。
眼瞼けいれん患者の発症年齢分布:20歳から80歳代であるが、50-60歳代にピークがある
眼瞼けいれん患者の男女比:女性7割。
眼瞼けいれんは放っておいて自然に治る病気ではありません。
眼瞼けいれんの症状の進行はゆっくいしていますが、そのまま放っておいて自然に治る病気ではありません。
症状が進行すると、まぶたが開かなくなったり、目が見えなくなることもあります。
専門医と十分に相談して、自分に合った適切な治療法を選びましょう。
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