眼瞼痙攣

[No.1155] ボトックス使用上の注意改訂(上肢痙縮および下肢痙縮に対する同時投与では合計600単位を上限):が通知されました。

本日グラクソ・スミス・クライン社の担当者が上記の案内書をもってご来院くださいました。

A型ボツリヌス毒素製剤であるボトックス注用50単位およびボトックス注用100単位に関して、「ただし、上肢痙縮および下肢痙縮に対する同時投与では合計600単位を上限とし、患者の状態に応じて徐々に増量するなど慎重に投与すること。」という一文が加えられたそうです。

改定理由としては、「痙縮の症状は上司と下肢の両方に発症することがおおく、上肢と下肢の両方に本剤を必要とする患者の多くは、合計400単位では十分な治療を受けることができずさらなる最大合計投与量の増加が求められているというメディカルニーズを考慮し、上肢痙縮および下肢痙縮に本剤を同時投与する場合の最大合計投与量について検討を行いました。

 その結果、海外臨床試験成績、海外製造販売後安全性情報等より、上肢攣縮および、下肢攣縮に対して本剤を同時投与する場合の合計投与量を600単位まで増加しても安全性に特段の懸念は認められていないこと等から、上肢痙縮および下肢痙縮に対しt本剤を同時投与する場合の合計投与量の上限を改訂しました。なお、上肢痙縮、下肢痙縮、上下肢攣縮の同時投与を除く複数適応に対する同時投与を除く複数適応に対する同時投与の上限投与量に変更はございません。」とのことでした。

 この改定は、眼科には関係いたしません。

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