■外部専門家チーム会見のポイント詳細解説
[ポイント1]被害者“23人”へのヒアリング 想像を超える多数
29日の外部専門家チームによる会見を、5つのポイントに分けて整理します。
[ポイント1] “調査の規模”が明らかになっています。 ・調査期間は5月26日から8月29日までの約3カ月 ・ヒアリングの対象は合計41人 内訳は被害者23人、ジャニーズ事務所関係者18人(ジュリー社長、チーフマネージャーなど)。
■性加害の“事実認定“ ジャーナリストも驚くほどの「踏み込んだ言及」
[ポイント2]性加害を“事実認定”
[ポイント2] 性加害があったのかどうか“事実認定”についてです。 ・ジャニー氏がジャニーズ事務所において、 1970年代前半から2010年代半ばまでの間、 多数のジャニーズJr.に対し、性加害を長期間にわたり繰り返していたことが認められる。 ・広範囲に性加害が行われ、少なく見積もっても数百人の被害者がいるという複数の証言が得られた。 専門家チームの性加害の事実認定について、かなり長期間であることや、多くの被害者がいることが判明しました。
[ポイント3] 性加害が拡大した理由です。 ジャニー氏について、20歳から80歳代半ばまで間断なく、頻繁かつ常習的に繰り返されたのは、ジャニー氏の個人的性癖としての性嗜好異常(パラフィリア)に他ならない、としています。
[ポイント4] ジャニーズ事務所関係者やジュリー社長は性加害の事実を知っていたのでしょうか。 ・事務所関係者について 証言によると「事務所スタッフが『デビューしたければ我慢するしかない』」と発言していたとして、マネージャーやスタッフが性加害の事実を認識している者が相当数いたと考えられるとしました。 ・ジュリー社長について 1998年の暴露本そして1999年の週刊誌で性加害の疑惑を認識していたと認められる。しかし積極的な調査はしてこなかったとしました。
[ポイント5] そして今後のジャニーズ事務所についても言及がありました。 ・ジュリー社長はこれまでの性被害を「なかったこと」にするという意識を改めることがなかった。 ・ジュリー社長がトップのままでは、再出発を図ることは極めて困難。解体的出直しをするためにはジュリー社長は辞任すべきであるとしました。
注:bingではパラフィリアは何という質問への答えは与えられませんでした。
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