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[No.3306] 谷畑弁財天:池と鳥居を従えた弁財天の小さな祠@碑衾村大字衾谷畑+そば長寿庵

 

谷畑弁財天の詳細: 当医院から北に坂道を上り、熊野神社横切ってその裏の道(緑小通り)を右に曲がって東に坂を下り、マイバスケットというスーパーの先で薬局と内科医院の間に谷畑弁財天の目黒区の案内板があります。弁財天は表通りではなく、そこから20メートルほど右(南)に入ったところにあって、池と鳥居を従えた弁財天の小さな祠が祀られています。案内板はあるけれど神社が見当たらないと2回程は通り過ぎてしまい、3回目にやっと路地の奥と気が付きました。ここならば熊野神社の丘の東斜面であり、湧水が有ってもおかしくはない場所です。池にはいつも水音がしていますが、これは電動ポンプで水を循環させているものです。いつも水道水を補っているわけではなさそうです。隣に馬霊魂という馬の碑もあります。

そのお話の前に蕎麦屋長寿庵を紹介東急東横線・東急大井町線自由が丘駅から徒歩4分の場所にある長寿庵では、そば・うどん・どんぶりのメニューを用意している。東京都目黒区自由が丘1-15-10(03-3718-3681、11:30~14:30、17:00~21:00、木曜日定休飾らない店内は、親しみやすさのある和の雰囲気。ほっと一息つきたいとき、近くにお立ち寄りの際にはどうぞ。

歴史と由来:

  • 谷畑弁財天は、目黒区自由が丘にある小さな神社で、古くから水の神として信仰されています。(創建はいつからという歴史は明示されていません。)

  • 湧き水が豊富な場所であり、水に関連する神である弁財天が祀られています。

  •  ここにお祀りしてある谷畑辨財天の地は、以前このあたりが碑衾村大字衾谷畑と呼ばれていた頃、いつも清泉が湧き出しており、住民は何れも多大な恩恵を受けていた。(参考:谷畑弁財天|散歩日記
    この地の所有者、安藤与四郎氏の先祖は解脱金剛尊者の御神示により辨天様の霊地であることがわかり、谷畑辨財天の神號を奉り自由が丘の守護神として建立し、信仰を続けて来た。辨財天は七福神中の女神であり「水の神」とも「財宝の神」とも崇められ、信仰者に無限の恵みを与え給うことは広く知られている。御神徳の無辺ならんことを祈念し縁起を記す。
    平成一五年四月八日

特徴:

  • 美しい赤い鳥居と静かな境内が特徴です。

  • 地元の人々に親しまれ、多くの参拝者が訪れます。

祭りとイベント:

  • 年に数回、地域の祭りやイベントが開催され、地域のコミュニティと密接な関係があります。

アクセス:

  • 最寄り駅は東急東横線・大井町線の自由が丘駅です。

  • 駅から徒歩約10分程度の場所にあります。

谷畑弁財天は、目黒区の歴史と自然を感じられる素敵なスポットです。訪れる際には、その静かな雰囲気と美しい景観を楽しんでください。

弁財天とは:

弁財天(べんざいてん)とは、七福神の一柱であり、財運や芸術、学問の神として広く信仰される女神です。仏教においては、ヒンドゥー教の水の女神「サラスヴァティー(Sarasvati)」が仏教に取り入れられたものとされています。

弁財天の特徴

  1. 水の神

    • 弁財天の起源であるサラスヴァティーは、インドで河川の神として崇拝されており、日本でも水の神としての性格を持ちます。
    • そのため、湖、池、川などの水辺に弁財天の祠(ほこら)や神社が多く見られます。
  2. 財運・金運の神

    • 「弁財天」という名前から「財」を連想し、金運や商売繁盛の神として信仰されるようになりました。
    • 特に、江島神社(神奈川県)や竹生島(滋賀県)、厳島神社(広島県)などでは、財運向上を祈願する参拝者が多く訪れます。
  3. 芸術・音楽の神

    • インドのサラスヴァティーが学問や音楽の女神であったため、日本でも音楽、芸術、学問、弁舌の守護神とされています。
    • 琵琶を持った姿で描かれることが多いのは、この影響です。
  4. 戦いの神としての側面(八臂弁財天)

    • 鎌倉時代以降、日本では弁財天が「武神」としての性格も持つようになり、八臂(はっぴ)弁財天と呼ばれる武装した姿が現れました。
    • 剣や弓矢などを持ち、戦勝祈願の対象にもなりました。

弁財天を祀る主な神社・寺院

  • 江島神社(神奈川県)
    • 日本三大弁財天の一つ。鎌倉時代から武士にも信仰された。
  • 竹生島(ちくぶしま)・宝厳寺(滋賀県)
    • 琵琶湖の島にある弁財天信仰の中心地。
  • 厳島神社(広島県)
    • 海の上に建つ神社として有名。弁財天の信仰が根付いている。
  • 天河大弁財天社(奈良県)
    • 芸能人や音楽関係者の信仰が厚い。

弁財天と七福神

弁財天は七福神の中で唯一の女神であり、財運・知恵・芸術の守護神として親しまれています。他の七福神と一緒に祀られることも多く、七福神巡りでは重要な神様の一柱です。

弁財天を信仰すると得られるご利益

  • 金運・財運向上
  • 商売繁盛
  • 音楽・芸術の向上
  • 学問・知恵の向上
  • 恋愛成就(琵琶を弾く姿が優雅なため)
  • 開運・厄除け

弁財天のご利益を高める方法

  • 巳の日(みのひ)にお参りする
    • 巳(蛇)は弁財天の使いとされ、巳の日にお参りすると特に金運が上がるとされる。
  • お金を洗う(銭洗い)
    • 神社の湧き水でお金を洗い、それを使うと金運が良くなるとされる。(例:鎌倉の銭洗弁財天)

まとめ

弁財天は水の神であり、財運・芸術・学問の守護神として信仰されています。七福神の一柱としても有名で、日本各地の神社や寺院で祀られています。特に巳の日にお参りすると、金運や芸術運が向上するとされるため、多くの人が参拝しています。

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