片側顔面痙攣と生活習慣
片側顔面痙攣は、片側の顔の筋肉がピクピクと自分の意思に関係なく動いてしまう病気です。原因の多くは、小脳へ向かう血管が顔面神経を圧迫してしまうことにあります。この圧迫を取り除く「微小血管減圧術」という手術もありますが、ふつうは ボツリヌス毒素(ボトックス)の定期的な注射が標準的な治療法として行われています。
ただし、治療を受けながら日常生活を送る中で、痙攣を強めてしまう生活習慣もあります。ここでは、片側顔面痙攣の患者さんにとって「避けたい生活習慣」についてまとめてみましょう。
1. 睡眠不足や不規則な生活
睡眠不足や夜更かしは、神経を過敏にさせ痙攣を強くしてしまいます。
「眠いときに痙攣が目立つ」という患者さんは多く、規則正しい生活リズムを整えることが大切です。
2. 過度のストレス
精神的な緊張やストレスは交感神経を優位にし、痙攣を悪化させます。
仕事や家庭でのストレスは避けられない部分もありますが、深呼吸、軽い運動、ヨガなど、自分なりのリラックス法を持っておくと良いでしょう。
3. カフェイン・アルコールの過剰摂取
コーヒーやエナジードリンクのカフェインは神経を刺激し、痙攣を助長することがあります。
アルコールも一時的には筋肉をゆるめますが、その後反動で神経活動が不安定になり、痙攣が強まることがあります。
4. 長時間のパソコン・スマホ使用
パソコンやスマホの画面を長く見続けると、目や顔の周囲の筋肉が緊張し、痙攣が出やすくなります。
1時間に1回は休憩を取り、眼や顔をリラックスさせることが勧められます。
5. 喫煙
喫煙は血管を収縮させ、神経への血流を悪化させるため、症状を悪化させる可能性があります。
また、手術やボトックス治療の効果にも影響する恐れがあり、できるだけ禁煙を心がけることが望まれます。
まとめ
片側顔面痙攣は手術やボトックス注射で治療が可能ですが、生活習慣によって症状の出方は変わります。
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しっかり眠る
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ストレスをためない
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カフェイン・アルコールは控える
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スマホやPCは休憩を挟む
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禁煙に努める
こうした日常の工夫が、治療効果を高め、より快適に生活する助けになります。
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