ドライアイが強いのにコンタクトレンズを使っている患者さんは少なくありません。特に近視度数が強く、ハードレンズを使わざるを得なという方にこの傾向を感じます。このような患者さんに少しでもドライアイを抑えながらコンタクトレンズを使えるようにするにはどのような方法が考えられるでしょうか?
そもそも、コンタクトレンズを使用している方は、ドライアイになりやすいとされています。ドライアイは、涙の分泌量が減ったり涙の質が低下することによって、眼の表面を潤す力が低下している状態のことです。コンタクトレンズを使用する人にドライアイがある場合は、出来ればコンタクトレンズを使用しない方が良いでしょう。
ドライアイがある場合でも、コンタクトレンズを使用する場合には、以下の対策を行うことができます。
– コンタクトレンズの装用時間を短くする。
– コンタクトレンズの種類を変えてみる。
– 目薬を使用する。ヒアレイン(保水)、ジクアス(涙液分泌促進)、ムコスタ(摩擦軽減)などが考えられます。
– コンタクトレンズの装用前後に目を休める。
この方法は勧められてはいませんし、私が推奨するものではありませんが:液体および個体の涙点プラグの使用も、低いメニスカスレベルやシルマーテストでの涙液量の減少などその状況によっては考えられるかもしれません。
(1) コンタクトレンズユーザーはドライアイになりやすい … – LION. https://smile.lion.co.jp/column/dryeye/article02.htm.
(3) ドライアイって病気なの? コンタクトレンズを装用してもいい …. https://acuvuevision.jp/gimon/vol12_6.
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