コンタクトレンズ・眼鏡処方

[No.21] 近視の新たな治療法;オルソケラトロジー治療を取り入れます

https://youtu.be/f3ZnOuidmHU

清澤のコメント;オルソケラトロジー( Orthokeratology)は、その近視矯正効果のほかに、近視進行予防効果が注目されている比較的新しい自費診療で行われる治療法です。私は、今まで南砂町の清澤眼科医院で比較的多くの患者さんにこの方法をお勧めしてきましたが、今回新規開業する「自由が丘 清澤眼科」でもこの治療法を取り入れてゆきたいと考え、このレンズを製造販売して居られるアルファコーポレーション様(https://www.alphacl.co.jp/general/orthokeratology/difference.html)の説明を受けました。

オルソケラトロジーの他の近視矯正方法との違い:
角膜形状を矯正し日中の視力改善を行う、夜だけつけるコンタクト。
今までにない近視矯正方法です。
近視矯正の種類のうち、オルソケラトロジーは
特殊なデザインのコンタクトレンズを使用し、角膜自体の屈折度を変化させるという原理です。レーシックと同様角膜を変形させますが、レーシックのような角膜を削る手術ではないので、使用をやめれば元に戻る =『復元性』があります。

使用方法・矯正方法から見たオルソケラトロジー
就寝時に中心部が平らになったレンズを装用し、角膜の前面形状をやや平らに変化させ、近視を矯正します。日中はレンズを装用しません。

通常のコンタクトレンズ(視力矯正用)は:朝起きてから角膜上にレンズを装用して近視を矯正します。つけたまま寝ることが出来るレンズ(連続装用タイプ)もありますが、通常タイプのコンタクトレンズは寝る前にはずすのが一般的です。
めがねは:必要に応じて使用します
レーシックは:レーザーで角膜を切除して屈折度を変える屈折矯正手術です。

オルソケラトロジーの長所と短所
調書:朝起きてから夜寝るまで裸眼で過ごせる。装用をやめれば、眼を元の状態に戻せる。年齢による視力の変化にも対応できる。
短所:就寝時だけとはいえ、継続的に装用する必要がある。レンズケアが必要。定期的に検査を受ける必要がある。適切に装用しない場合、感染症などのリスクがある。
近視の程度(マイナス6D程度まで)や眼の状態によっては適応できない。

このオルソケラトロジー治療に興味のある方は、ご相談ください。

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