この動画(【新NISAの盲点】含み益を守る投資のロジック/日本株には自立性がない/証券会社のポジショントークに注意/長期投資は「鈍感力」が重要/新NISAの出口に備える【田中泰輔のマーケット解説②】 (youtube.com))では、田中泰輔さんが日本株の投資戦略と新NISAの盲点について解説しています。彼は、日本株がアメリカ株とドル円の動向に大きく影響されることを強調し、長期投資における「鈍感力」の重要性を説いています。また、証券会社の情報に対する注意点や、投資家がどのような情報を収集し、選択すべきかについても触れています。
- 00:04日本株の特性
- アメリカ株とドル円で説明可能
- 株高と円安の影響
- 証券会社の情報に注意
- 01:04投資家の情報収集
- 自身の投資目的を明確に
- 長期投資では経済の構造的拡大を重視
- 日々の変動を気にしない
- 02:30中期投資のポイント
- 景気変動に伴う金利と株価の動き:
- 投資のタイミングの違い
- 日本株の難しさ:米国株は景気に先行するが、日本株は米株と為替で決まる
- 04:00アメリカ株と日本株の違い
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- アメリカ株のサイクル:縦軸に米金利を取り、横軸に米株価を取る。2020-21金融相場(左下)。2021業績相場(円安、日本株高)。2022 逆金融相場(図の右上図、)。次に来るのが逆業績相場で(円高が始まり、日本株安になるはず)だという。米国なら、そこはグロース、銀行、建設株が良くなる。
- 日本株の自立性の欠如:左上では大手を振って日本株が買える。右下では日本株は圧迫される。
- アメリカ株とドル円の影響:2022右上で葉、円安効果で日本株があった。日本株は米株とドル円で9割がたが説明できる。其処を見れば立ち回れるはずだと説く。
- 10:00情報の選択
- 一次ソースの重要性:前部原データに当たれと言われる。出し手により情報は変わる。
- 証券会社の情報の性質:、証券会社は株高、円安しか言わない。
- 欧米の投資銀行との違い:黄梅は主な客がヘッジファンドなので、予想が当たるのを求められる。発言にはビジネスや組織の意向が有る。
- 16:35投資のロジック
- シンプルなロジックの重要性:シンプルなロジックを持って対応すべき
- ノイズと本質的な情報の区別:ドル円は米金利、日本株は ドル円x米株で決まる。短期投資家は問題が違う。投機筋はファンダメンタルに従わず、行動学的な動きだ。日々の情報はノイズのことが多いから、無視すべきだ。気持ちが大きくなるのが罠だ。リスクが出てきたら、田中氏は自分のポジションを減らしてゆくという。
- 長期投資の心構え:株価は名目成長に伴って騰がるはずだ。NISAなどでは暴落で動揺するのは好ましくない。ふつうは時間分散で良いが、下がった時だけ多く買うのは有利だ。自分の出口(退職)が近いならば、市場のリスクは理解して、安全資産に移行するなども考えておくべきだ。一括投資と時間分散投資が有る。今の日本では下がった時を厚くすると良かろう。
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