社会・経済

[No.272] 飲食店経営、牛宮城を救いたい:今日の中田敦彦動画紹介です。

清澤のコメント:ホリエモン式飲食店経営だそうです。新しく眼科を開業した私にも大変参考になりました。高円寺の駅近くに開いた喫茶店が舞台です。絶対にやってはいけないことは次の4つ。眼科を開業して、スポンサーの時計宝石店主さんと毎月の会計を相談している内容が実にその儘この動画で説明されています。

① 経費掛けすぎ:店主と看板娘2人、スペシャリティーコーヒー500円。凝った内装::「駄目ねこの店。一か月でつぶれる」と予測。家賃、内装設備、食材、人件費などの経費掛けすぎが問題。

② 理想追い過ぎ:自分のやりたいことと、客の求めることが食い違う。飲食店の5店に一軒は一年でつぶれる。退職金2300万から開店費に700万掛けたら30%が出店に消える。今後もコンスタントに消えてゆく。防御:支出を抑えよ。売り上げを伸ばそう(攻撃)とするのは誤り。

③ F/L比率:フード(食材)とレーバー(労務費)の合計を売り上げの55%以内に抑えよ。F(20)、L(20)、家賃(10)、ほか(20)、利益(10)。 FLが70万なら売り上げ140万円が必要だ。何杯のコーヒーか考えれば、無理は明らか。作りたい店を作ろうとするプロダクトアウト式では駄目で、客の求める店を作るマーケットイン方式であるべきだ。

④ 減価償却;5年の耐用年数で、設備投資の回収をする。

結論:夢を見るな現実を見ろ。売り上げを見るな、支出を見ろ。自分を見るな、客を見ろ。それが出来ないから多くの飲食店はつぶれてしまう。

 

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