社会・経済

[No.643] テレ東ビズ:開戦から100日、ロシアは敗北するか?

ウクライナ戦争も長期化し、世間もこれを眺めるのに少し飽きてきたという声も聴かれます。豊島氏はこの戦争の現状を評価して、攻める側であったロシアは、首都を占領することにも、傀儡政権を立てることにも成功しなかった。南部の回廊地域の占領は成したがその維持の可否は未確定。東部地域のみに戦力を集中してロシア軍が多少の攻勢を示しているのみ。この現状で、ロシア軍はすでに敗北していると評価しています。しかし、東部2州および、クリミア半島までものすべてを奪還しようとすれば、ロシア軍にもウクライナ軍にも今後の損害は更に大きいだろうとのこと。NATO内でもバルト3国や、フィンランド、イギリスがウクライナに好意的なのに対して、ドイツ、フランス、イタリアは経済的な理由から弱腰であるとのこと。

ほかのメディアでもトルコが仲裁に入るそぶりを見せていることが伝えられ、またニューヨークタームズがウクライナの妥協を求めたりという声も聴かれます。

私は、ロシア内部からプーチン政権が変われば、今回の侵攻の正当性をロシア側が否認でき、手打ちすることも考えられるのではなかろうか?とも思うのですが。漁業交渉など、以前以上の日ソの友好関係を願います。

 また、世界的なインフレや、それを止めようとする公定歩合の引き上げなど世界の経済社会情勢が今後のウクライナ情勢と絡んでどう推移するのかも気にかかるところです。

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