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[No.1662] 中田敦彦、内田舞の高校の同級生対談:「沈黙は共犯」

先日、ジャニー喜多川問題を論じた中田敦彦の動画があることに気が付いたときに、私はすぐにはその動画を開いては見なかった。世の中の醜いものから眼をそらそうという感覚であったかもしれない。しかし、中田のジャニー喜多川問題の動画を見たときに、彼はなぜこの問題を取り上げる決心をしたかと言う事を延々と述べてから本題に入っていた。そして最終部分では、性加害者のグルーミング(毛繕い)という行動について詳らかに説明していて、それもとても参考になった。

 その行動のきっかけとなっていた言葉が「沈黙は共犯」という言葉であったようだ。この動画では、ハーバード大学准教授(associate professor)である内田舞を迎えて、彼女の新たな著書social justiceを紹介している。この動画のキーワードは先の「沈黙は共犯」(silence is compitency)という言葉。このような若く尖った日本人が頭角を現すことによって日本社会も変わってゆくことだろう。

  —-単語解説—

silence is compitency、沈黙は共犯:

「沈黙は共犯」という言葉は、何かが間違っているときに何も言わないことが、問題を解決することを放棄しているのと同じだということを表現しています。つまり、何かが起こっているときに、自分が何も言わなかったり、何も行動しなかったりすることは、その問題を放置することにつながり、最終的にはその問題を助長してしまうということです。

この言葉は、主に社会的、政治的、倫理的な問題に関して使用されます。例えば、誰かが不正行為を行っているときに、周りの人がその行動に対して沈黙を守ることは、その不正行為を容認しているように見えるため、自分たちもその共犯者であるかのような状況を作り出してしまいます。

つまり、「沈黙は共犯」という言葉は、問題が発生したときには、積極的に対処することが重要であることを表現しています。

ジャニーズと児童虐待:中田動画

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