首都圏ニュース抄録:
目黒区自由が丘の駅前再開発事業:長年懸案とされてきた駅前の再開発事業が、来年度本格化することになった。住居や商業施設などが入るビルを建てるほか、道路を拡幅したり、鉄道の立体化を検討したりする。目黒区は新築工事への補助や道路整備などの費用としてあわせて34億8000万円余りを新年度予算案に計上する方針だ。
- 地元商店主や住民の声:再開発計画は商店主たちが中心となり進めてきた。老朽化や防災上の心配、周辺の街との競争などが背景にある。住民からは、歩道の拡幅や踏切の解消などに期待する声や、自由が丘の良さを残しつつ再開発することを望む声が聞かれた。
- 自由が丘の人気と課題:自由が丘は個性的な店が建ち並ぶ人気の街だが、建物の老朽化や道路の狭さなどが課題となっている。住宅情報サイトが毎年調査する「住みたい街ランキング」の首都圏版で、去年は24位にまで落ち込んだ。都心や周辺の街の再開発により、相対的に存在感が低下しているという意見もある。
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