自由が丘駅前の書店が閉店
自由が丘駅前にある老舗書店「不二屋書店」が、本日2025年2月20日をもって閉店するとのことです。私もニュースを聞き、火曜の診療終業後に足を運んでみました。
この書店には、私が3年前に自由が丘に眼科医院を開業して以来、何度も立ち寄り、文庫本を購入した思い出があります。しかし、近年は電子書籍を利用することが増え、書店を訪れる機会が少なくなっていました。
「不二屋書店」は1923年(大正12年)創業の老舗で、文芸書や新書、文庫本、児童書など幅広い品ぞろえで、多くの読者に親しまれてきました。特にレジ横の児童書コーナーは、地域の子どもたちの成長を支える存在でもありました。
近年、電子書籍やオンライン書店の普及により、街の書店を取り巻く環境は厳しさを増しています。自由が丘でも、駅前の「不二屋書店」の閉店により、書店がなくなり、学芸大学駅前の「恭文堂書店」や都立大学駅前の「八雲堂書店」まで足を延ばさなければならない状況になってしまいました。
長年にわたり地域に根ざし、多くの人々に親しまれてきた「不二屋書店」の閉店は、自由が丘の街にとって大きな変化です。書店という存在が街の文化を支えていたことが改めて実感されます。これまでの感謝の気持ちを胸に、今後も読書文化を大切にしていきたいと思います。
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