今日はJR渋谷駅の改修工事を取り上げます。この大工事は2015年から段階的に進められています。
私は毎日、高円寺から新宿と渋谷乗り換えで自由が丘に通勤しています。春になって、再び電車が混むようになってきましたので、従来の中央線快速(高円寺―中野―新宿)、埼京線(新宿―渋谷)、東急東横線(渋谷–中目黒–自由が丘)という合計5駅区間の乗車から、総武線(4駅)、同ホームで山手線(3駅)、東急東横線(普通)で合計13駅区間に変えて見ています。これですと、停車駅数はずいぶん多くなりますが、電車が比較的すいていて自分の体を押し込んで無理に乗りこむ必要がなく、運が良ければ途中からでも降りる人を待てば座ってこられます。
さて本日は、この山手線のコンコースに上の図のように渋谷駅の改修工事の写真展示がなされていましたので、渋谷駅改修工事について調べてみました。
さて、JR渋谷駅の改修工事は、2015年から段階的に進められており、これまでに以下の主要な工事が行われました。
これまでに行われた工事:
- 埼京線ホームの移設と並列化(2018年): 埼京線のホームを北側へ約350メートル移設し、山手線ホームと並列化しました。
- 山手線内回りホームの拡幅(2021年10月): 山手線内回りの線路を東側に移設し、ホーム幅を最大5.1メートル拡幅しました。
- 山手線外回りホームの拡幅と1面2線化(2023年1月): 内回り・外回りの2つに分かれていた山手線ホームを1面2線の島式ホームに統合し、乗り換えの利便性を向上させました。
- 線路とホームの高さ調整(2023年11月): 東西自由通路の高さ確保のため、山手線の線路とホームを最大20センチメートルかさ上げしました。
今後予定されている工事:
- 東西自由通路の拡充と駅設備の整備: 線路切換工事の完了に伴い、駅コンコースの拡充やバリアフリー設備の整備が本格化します。
- 渋谷スクランブルスクエア中央棟・西棟の建設(2027年度完成予定): 駅直結の複合施設として、中央棟と西棟の建設が進められています。
- 駅周辺再開発プロジェクトの継続: 渋谷駅桜丘口地区や渋谷二丁目17地区など、周辺エリアの再開発が順次進行中です。
工事の写真展示や関連ページ:
渋谷駅の改修工事の様子を記録した写真は、以下のサイトで閲覧できます。
- SHIBUYA PHOTO: 渋谷の街並みや工事の進捗を詳細に記録しているサイトです。
また、JR東日本東京建設プロジェクトマネジメントオフィスの公式SNSアカウントでは、工事の進捗状況や写真が随時更新されています。
注:渋谷駅で南口から山手線ホームに登るエレベータを便利に使っていましたが、来る3月31日にはこれが廃止になるそうです。
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