舟和カフェ自由が丘店 ー 老舗の甘味と、ゆったりランチをこの街で
先日、大学時代の同級生のリクエストで、自由が丘にある「舟和(ふなわ)カフェ」でランチを楽しみました。このお店にはこれまでに4~5回ほど訪れたことがありますが、これまでは1階の14席ほどの喫茶スペースしか利用していなかったため、今回は2階席に上がったことで印象が少し変わりました。
「舟和カフェ自由が丘店」は、自由が丘駅から歩いてすぐ、女神通りの中ほどにあります。自由が丘清澤眼科へ通院される方々も行き帰りに通る通り沿いにあり、街歩きの途中にふらりと立ち寄るにはぴったりの立地です。
このカフェは、浅草に本店を構える老舗和菓子店「舟和」が展開する系列店で、和の甘味と現代的なカフェスタイルが融合した、自由が丘らしい雰囲気のお店です。
1階には14席ほどの落ち着いたスペースがあり、注文カウンターもこの階に設けられています。注文を済ませたら2階や3階へと自由に上がるスタイル。実はこの上階にこそ、このカフェの本当の魅力があります。
2階と3階には、それぞれゆったりとしたテーブル席やソファー席が広がっており、全体の席数はなんと約80席。休日の昼時でも座席に余裕があり、混雑を気にせずくつろげるのは嬉しいポイントです。
特におすすめなのが、2階の窓際にあるソファー席。女神通りを見下ろす明るい席は、午後のやわらかな陽射しが心地よく差し込み、のんびりとした時間が流れます。
このフロアには、南面いっぱいに設けられた大きな鏡があり、その鏡に映る大木の装飾ディスプレイとあいまって、まるで広々とした自然の中にいるような錯覚を覚えます。空間が倍に感じられる視覚効果もあり、リラックスした気分で過ごすことができます。
甘味処として知られる舟和ですが、この自由が丘店では軽食メニューも充実。特に数種類のスパゲッティーが用意されており、甘いものが苦手な方にも安心です。会話を楽しみながら、軽めのランチをゆっくりと味わいたいという方には、まさにおすすめのスポットです。価格も比較的お手頃で、自由が丘エリアでは良心的な設定と言えるでしょう。
もちろん、舟和伝統の和菓子も外せません。定番の「芋ようかん」や、赤・緑・黄・紫など色とりどりの「舟和のあんこ玉」は、目にも鮮やかで可愛らしく、手土産にもぴったり。お抹茶やコーヒーと一緒にいただけば、和洋折衷のティータイムが楽しめます。
日常の中にほんの少しの贅沢を。老舗の味とゆったりとした空間が調和する「舟和カフェ自由が丘店」は、そんな時間を求める方にそっと寄り添ってくれる場所です。
自由が丘での診察帰りやお買い物の合間に、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。駅前再開発も鉄骨が組挙げられ始めました。(5月20日朝撮影)
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