清澤のコメント:4月になりました。自由が丘での開院5か月間の診療を無事に終えることができました。新医院では南砂に比べて職員も機材も少なく、まだ患者さんも少ないので、ややゆっくりと患者さんとお話をして、適切な紹介先を探して紹介をする様な診療ができている印象です。「目と心の健康相談室」と「神経心理相談外来」も再開できましたので、ご希望の方はご相談ください。
重大な病気を診断された時の患者さんの反応を心理学や精神医学では次の様に説明しています。癌に関する説明を(眼の)重大な病気と置き換えると次のようになります。
第一段階 衝撃と否定・絶望の時期:重大な疾患の診断を受けたとき、患者さんはショックのあまり診断結果を認めようとせず、否定します。このとき、まるで現実ではないような無感覚に陥りますが、これは心理的に距離を置いて危機を遠ざけようとする、自己防衛の働きと考えられています。
第二段階 抑うつ、心身の異変に気付く時期 最初のおよそ1週間が過ぎると、今度は物事に集中できない、眠れない、食欲がないなどの心身の変調に気付き始めます。「なぜ自分だけが、こんな目に合わなければいけないのか」という怒りや孤独感にさいなまれ、不安と悲しみにおそわれます。
第三段階 再適応、立ち直りの時期さらに約2週間たつと、気持ちが少しずつ落ち着き、普段の自分を取り戻すことができるようになります。病気を受け入れ、病気に立ち向かっていこうという気持ちに切り替わるのです。この段階に達すると、病気の情報を集めたり、同じ体験をした人に話を聞いてみようと動き始めることができるようになります。ここまでたどりつけば、ほとんどの人は、病気とともに生きていく心の準備が整います。
私、清澤が眼科医として的確な診断と治療を行うことの必要性はもちろんですが、それには予約が必要ですが、当医院で受けることができる「臨床心理士による神経心理のカウンセリング(小野木)」や、「目と心の健康相談室担当の看護師による相談や助言(荒川・杉浦)」はきっとこの立ち直りの時期にたどり着くための役に立つものと考えています。
ーーーーーーーーーー
都市再開発は自由が丘ばかりではありません。
高円寺駅周辺でも駅やガード下区画に関連した部分の改装が進行中、まず高円寺駅の緑の窓口が廃止になりました。大概の幼児は自動販売機で済みます。
土曜日は、中央線快速が高円寺駅には停車しないため、中野駅で地下鉄東西線から中央線快速に乗り換えました。中野駅では駅の南北を結ぶ跨線橋的な構造物の建設が始まりました。数年前に御茶ノ水駅でも見られた線路の上に橋を架けるちう工事の形態です。くじでは地下に基盤を支える巨大な杭を立て、その上に四角いモジュールをつないでゆきます。中央線ホームから上を見る。駅の上に商店街ができ、中野3丁目の低層の住宅街から南側の新しい駅前広場から入って、駅の北にあって高層の学校などが存在する四季の森公園に抜けることができるようになるのでしょう。
t
コメント