日本の眼科7月号が届きました
◎巻頭には今後日本眼科医会が目指すこと―眼科アドボカシー活動の推進ー を会長の白根雅子先生が書いています。前期では「国家資格である眼鏡作成技能士の新設と3歳児健診への屈折検査導入」という歴史的節目となる出来事があった。「眼科アドボカシー活動の重要性」が浮かび上がった。アドボカシーとは課題を可視化して国民や政府に理解していただくための啓発活動と、それを踏まえた政策提言だそうです。これに引き続き、代議員各位に対して公示された「会長公約」が掲載されています。ーーーーー
清澤注:アドボカシー活動とは何でしょうか?、英語のTo advocate:(アドヴォケイト)には擁護する、推奨する、主張するの意味があり、フランス語ではavocatアボカ=「弁護士」という単語があります。調べてみると:アドボカシーとは、他者を支持する、推奨する、主張する、支持する、擁護する、または他者に代わって弁護する行動と定義される。 このファクトシート(引用)では、アドボカシーがどのように定義されているか、アドボカシー活動を構成する活動の種類、およびいくつかの免税グループが現在主導しているアドボカシープロジェクトの種類について説明しています。アドボカシーはロビー活動とどう違うのですか? ロビー活動は、アドボカシーの1種類にすぎません。 すべてのアドボカシーがロビー活動であるわけではありませんが、すべてのロビー活動はアドボカシーです。 アドボカシー活動にはどのような活動が含まれますか? 以下のアドボカシー活動のリストは網羅的ではありません。 各活動には、活動的な非営利団体による最近の具体的な行動の例が含まれています。 リストと例は、他の人をやる気にさせ、あらゆる面とあらゆる種類の闘争における将来の擁護のためのアイデアを提案するのに役立ちます。ーー
◎分かりやすい臨床講座では、眼鏡がテーマに選ばれています。根岸一乃先生は眼鏡処方で知っておくべき眼光学を緻密に解説しておいでです。読み始めてみましたが、そのほか4人の先生方も各自の得意な分野を説明しておいでですが、正直いずれも多少難解です。
◎アイするスポーツプロジェクト:を清水朋美先生が解説。
◎第82回生涯教育講座は「ガイドラインを眼科診療に生かす」のご案内:日本眼科医会学術部委員として私も演題選定の議論に参加させていただいた最後のご奉公です。語参集ください。
先ずはここまで。
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