現況はそれほどウクライナ側ばかりが有利に戦っている訳でもなさそうです。
◎ ウクライナ侵攻 メルケル氏「ミンスク合意は時間稼ぎ狙い」
毎日新聞 2022/12/11 ロシアのプーチン大統領は9日、西側諸国に対する「信頼はゼロに近い」と述べた。2014年から続くウクライナ東部紛争の停戦合意(ミンスク合意)を巡り、仲介したドイツのメルケル前首相が、ウクライナの軍事力を整備するための時間稼ぎを狙っていたと発言したことに反発した。
プーチン氏は訪問先のキルギスの首都ビシケクで、記者の質問に回答した。
メルケル氏は7日公開された独紙とのインタビューで「14年のミンスク合意はウクライナに時間を与える試みだった」と発言。「14年から15年にかけてのウクライナ(の軍事力)は今ほどではなかった」とも述べ、ウクライナ軍の増強に一定の時間が必要だったとの認識を示していた。
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◎ 死亡者はウクライナ側の言う400人かロシアの言う89人か?
ウクライナ東部でミサイル砲撃死ロシア兵は89人に、兵の携帯電話利用が原因とロシア軍
ロシアが占領するウクライナ東部ドネツク州マキイウカで1日未明に、ロシア軍臨時兵舎がウクライナにミサイル攻撃された件について、ロシア国防省は4日朝、複数のロシア兵が携帯電話を使用していたからだとの見方を示した。被害の規模については、少なくとも89人が死亡したと発表。ウクライナが1日に400人死亡と発表したのに対して、ロシアは当初63人死亡としていた。
ロシア国防省によると、1日午前0時1分ごろ、アメリカ製の高機動ロケット砲システム「ハイマース」のロケット砲6発が、動員された徴集兵の臨時兵舎にしていた職業訓練校に撃ち込まれた。2発は迎撃したという。
国防省は、兵士に禁止していたはずの携帯電話の使用がきっかけとなり、敵に位置を特定されたとしている。4日早朝に通信アプリ「テレグラム」で、声明を発表した。声明によると、部隊の副官だったバチュリン中佐も死亡したという。
詳しい被害状況と原因は調査中だが、兵に携帯電話の使用を禁止していたにもかかわらず、ウクライナの武器の射程圏内にある部隊で「大勢が」携帯電話を使ったことが、攻撃に遭った主な理由なのは「すでに明らかだ」と国防省は説明。「これが要因となり、敵は兵員を発見し、ミサイル攻撃のため位置を特定することができた」のだという。
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