清澤 先生: これ読まれましたか?本日、2023年3月17日の判決です。YahooNewsでみつけました。あらたな無罪判決 6年かかってます。https://news.yahoo.co.jp/articles/eb30ed0c180faf23afa3d0f3010db9530190211a: 乳児虐待症候群の冤罪に反対する藤原一枝先生からの連絡です。未だにこのような冤罪事件が続いてることに驚かされます。
ーーーー記事抄出ーーーーー
【速報】父親に「無罪」判決 生後2カ月長男への傷害罪に問われたSBS(乳幼児揺さぶられ症候群)巡る裁判 逮捕から5年の月日 大阪地裁「軽微な外力で出血した可能性」17日
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「無罪」判決を受けた父親の赤阪友昭さん(59)と妻・亜樹さんたち家族 (2017年)
6年前、当時生後2カ月の長男を激しく揺さぶったとして傷害罪に問われた父親に対し大阪地裁は無罪を言い渡しました。判決の主文が言い渡された直後、父親はしばらくうつむいて、時折、涙を拭っていました。 ■【動画】父親に無罪の判決 2カ月長男を“揺さぶり”傷害問われた裁判 「私のようなつらい思いなくなること願う」 赤阪友昭さん(59)は、6年前の2017年に自宅で当時生後2か月の長男を激しく揺さぶって硬膜下血腫などを負わせたとして体調異変の1年後に逮捕、その後、傷害の罪で起訴されました。
1日だけ家族の面会が許され、妻・亜樹さんと抱き合う赤阪さん(2020年4月)
一貫して否認していた赤阪さんは、逮捕後の勾留が5カ月にも及び、その後も約1年半もの間、裁判所が定めた保釈条件により妻との接触も許されませんでした。
裁判で、検察側は「頭蓋内や眼の出血の状態は激しい揺さぶりでしか生じない」などとして懲役5年を求刑。 一方、弁護側は「長男には先天性の疾患があり軽い衝撃で出血しうる状態だった」として無罪を主張していました。 17日の判決で大阪地裁は「先天性の疾患などにより、血液凝固の異常が生じて、軽微な外力で出血した可能性があり、動機も認められない」などとして無罪を言い渡しました。
■逮捕から5年…裁判長「家族の生活を取り戻されることを願っています」
主文が言い渡された直後、赤阪さんはしばらくうつむいて、時折、ハンカチで涙を拭いました。 全ての裁判に駆けつけていた妻・亜樹さんも、傍聴席で涙を拭っていました。逮捕から5年もの月日が流れていました。
判決の最後に末弘陽一裁判長は「ご家族の生活が一変したと思います。今日を区切りに家族の生活を取り戻されることを願っています」と赤阪さんに向かって話しました。
判決後の会見で、主任弁護人の川上博之弁護士は「(弁護側の調査で)明らかになった先天性の疾患について、弁護側から検察にそのことを提示した時点で、検察は引き返すかどうか検討すべきだったのではないか」と話しました。
■無罪判決受け赤阪さん「失われた日々のことを思わざるを得ません」
無罪判決を受けて赤阪さんは、 「あれから5年という歳月の後に、こうして無罪の判決をいただけたことをうれしく感じますが、それと同時に失われた日々のことを思わざるを得ません。虐待の疑いをかけられ、生後4カ月の息子は児相に拉致されるように連れ去られ、1年5カ月も私たち家族から引き離されました。そのおよそ1年後に今度は私が逮捕、勾留されました。…勾留後も保釈はなかなか認められず、三度目の保釈請求がようやく認められたときには勾留から5カ月が経っていました。しかし、その後も確たる理由もなく妻に会うことを禁止するという接見禁止が2年も続きました。これは司法による人権侵害としか思えません。私たち家族はバラバラに引き裂かれたのです。それはとても長く辛い日々でした。虐待でしか起こらない、という決めつけにより疑いをかけるのではなく、子どもに何が起こったのか、なぜそうなってしまったのか、医師にも検察にも、本当の理由を探す努力をしてほしいと思います」 とした上で、 「私や私の家族のような辛い思いをする人たちが一人でも少なくなることを心から願っています」 とコメントしています。
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