◎ ブログを元に、最近の話題を取りまとめてこの「自由が丘清澤眼科最近の話題:長版)と、それから記事を厳選したメルマガの発信をしています。今回(12月8日)で96号。メルマガ読者数は眼瞼痙攣患者さんを中心に(12月7日で)920人になりました。(⇒視聴登録募集。ご登録はこちらから)、登録取り消しも簡単にできます。さて、一度読めていたのに、最近メルマガ配信が中断したという方は、あなたの携帯電話の迷惑メールボックスに入っている可能性がありますので来院時に当院職員にご相談ください。
① ご近所の話題など
◎ 一気に寒い季節になりました──暗い森へ水汲みに向かった少女コゼットを思い出します
レ・ミゼラブルにはクリスマスの夜に森に水くみに行かされる孤児のコゼットに、ジャンバルジャンが宿屋に預けられている銀貨を渡すも、それが宿屋の女主人に奪われるという印象的な場面が出てきます。あの銀貨はいかほどの価値のものだったかが気になって調べてみました。
◎ 東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に:ニューズウィーク記事から
Newsweek が、世界の都市を対象にした「最も裕福な都市ランキング」(CEOWORLD誌による調査)を紹介しました。その中で、東京がアメリカのニューヨークを抑えて世界1位になったというニュースが話題を呼んでいます。
② 一般患者さん向けの眼科の話題
◎ 「飛蚊症がどれほど生活に影響しているかを、患者さん自身が回答する新しい評価表」(新論文紹介)
私自身はもう硝子体手術をはじめ眼内手術は行ってはいませんが、最近はシンプルな硝子体混濁でも、患者さんの視覚の質を脅かす様な症例については、硝子体手術の検討も以前よりも頻繁に行われるように変わってきているようです。
COVID-19 に罹患したことが直接原因で近視が進む、という確立した医学的報告は現在のところありません。コロナ感染 → 眼球構造変化 → 近視進行:という因果関係を示した論文・症例報告は 見つかっていません。
◎ 自由が丘清澤眼科 飛蚊症 生活影響チェックシート(VFFQ-J 模擬版)
以下は飛蚊症が生活に与える影響を評価するための質問票(模擬版)です。該当する数字に○をつけてください。0:まったくない 1:たまにある 2:ときどきある 3:よくある 4:ほぼいつもある.
これで結果が出ます。
◎ 白内障手術後の「なんとなく見えにくい」──5つの原因をわかりやすく整理
白内障術後の“なんとなく見えづらい”の裏には、眼表面のわずかな乱れ、IOL偏位、液状後発白内障(LAC)、後部硝子体剥離(PVD)、そしてDysphotopsia(異常光視症)などが含まれています。
◎ Shaken Baby Syndrome(SBS)における両眼網膜出血の発生頻度
揺さぶられっこ症候群で網膜出血を見ることがあるとされますが、どの程度が両眼に出血するのかを文献から調べて見ました。半数には見られるが、必発ではないようでした。
◎ 他院で行ったICL(眼内コンタクトレンズ)をその後に抜去した後も異物感が続くのはなぜ?
コンタクトレンズに堪えることができず、眼内コンタクトレンズ挿入手術を受けた、術後の違和感でそのレンズ取り除き手術まで受けたが、その語も異物感が取れないという患者さんがいます。その原因には、角膜や眼底の異常がなくても 涙液量の低下、マイボーム腺機能不全、結膜の軽度の変化、知覚過敏 など、目に見えにくい要因が原因のことが多くあります。
③ 此処からは論文紹介など眼科のやや専門的、学術的な話題です
◎ 幼児のスクリーン曝露と注意力の発達:脳波研究が示す新たな警鐘 ―ビデオでの学習では、幼児の注意力の発達に良い影響を与えられない可能性
幼児のスクリーン曝露と注意力の発達:脳波研究が示す新たな警鐘 ―ビデオでの学習は、幼児の注意力の発達に良い影響を与えられない可能性―
◎ 「気のせい」ではなかった飛蚊症の辛さ、ついに数値化へ |
自己評価症で硝子体手術まで必要なような症例の症状を評価できるようになったという希望の持てる報告が出ています。もう飛蚊症に硝子体手術というのはやりすぎという時代ではなくなりつつあるようです。(次週に詳報を予定です)
◎ 乳児虐待をめぐる重要判決 ― ニュージャージー州最高裁のSBS/AHT判断について
◎ 新たに緑内障と診断された患者のケアの質 ― 非医療的要因はどこまで影響するのか?
経済的に厳しい立場の人ほど、推奨される眼圧低下を達成できず、受診の継続も難しくなることが示された。これは、緑内障治療の質向上には医療費の負担軽減、地域格差の改善、通院継続を支える仕組みづくりが欠かせないことを強く示す
④ 眼瞼痙攣、ビジュアルスノウなど神経眼科関連の話
◎ 11月30日に眼瞼・片側顔面痙攣友の会が横浜で開かれました。準備予定
◎ ビジュアルスノウとも関連の有る話、片頭痛の誘因は単一ではない:情報理論で「片頭痛の引き金」を読み解く新研究紹介
ビジュアルスノウにも関連の深い片頭痛の誘因は単一ではなく、日常生活とはちょっと違うことを経験すると翌日の片頭痛発生は倍にもなるという新研修の紹介をします。
ビジュアルスノウをめぐる研究者の国際会議が開かれ様々な問題点が論じられたという報告が協会(VSI)から動画で送られてきました。本文に短くまとめてあります。



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