自由が丘 清澤眼科について

[No.4356] 自由が丘清澤眼科 最近の話題 (長版) 101号;1月12日( 月曜日)

ブログを元に、最近の話題を取りまとめてこの「自由が丘清澤眼科最近の話題:長版)と、それから記事を厳選したメルマガの発信をしています。今回で101。メルマガ読者数は患者さんを中心に(12月28日で)944になりました。(⇒視聴登録募集。ご登録はこちらから)、登録取り消しも簡単にできます。さて、一度読めていたのに、最近メルマガ配信が中断したという方は、あなたの携帯電話の迷惑メールボックスに入っている可能性がありますので来院時に当院職員にご相談ください。

①  ご近所の話題など

◎ 自由が丘で眼科受診のついでに フレルウィズ内のアフタヌーンティールームのスパゲッティーでランチ

自由が丘駅南口に隣接する東急ストアの大型商業施設フレル・ウィズ自由が丘が、昨年12月に営業を再開しました。昨年秋の集中豪雨によりビルの電気系統に深刻な障害が生じ、約3か月間にわたり営業できなかったのです。

フレル・ウウィズ内のアフタヌーンティー:ティールームでランチ

◎ 比較が生む2つの有害感情:「Envy up, Scorn down(上への嫉妬、下への軽蔑)

久しぶりにお会いした知人に教えられたお話です。心理学会で受賞した教授の講演ですが、さすがに優れた洞察です。世にありがちな上への嫉妬、下への軽蔑は2つの問題の多い感情です。

比較が生む2つの有害感情:「Envy up, Scorn down(上への嫉妬、下への軽蔑)」

◎ 米国のベネズエラ侵攻をどうみなすか?

米国は海外亡命中の反政府派のリーダーではなく、前の副大統領を新しい指導者に選びました。これが何を意味するかを青山繁晴氏とブルンバーグの記事は別の見解を示していました。世は大乱です。

米国のベネズエラ侵攻をどうみなすか?

◎ シカゴ取引所における貴金属先物の「証拠金」引き上げが年末の短期間に2度も行われたというニュース

このような前例は過去に2度あり、最も有名なのはハント兄弟を破産させた事件だということです。政情不安定に伴う貴金属類の過度な高騰が理由でしたが、米国は追いかけるようにベネズエラの首都を攻撃し、大統領を捕捉しました。

シカゴ取引所における貴金属先物の「証拠金」引き上げが年末の短期間に2度行われたというニュースなど

◎ 中国の金保有?中国の金保有が実は別口座で世界最大の保有量を誇るのにそれが隠されているという話:

中国の金保有が実は世界最大の保有量なのに別口座にそれが隠されているという話:その他

② 一般患者さん向けの眼科の話題

◎ 結膜結石:瞼の裏にできる白く小さな結晶

眼がごろごろするという症状の患者さんの瞼の裏に白い結晶を見つけることがあります。点眼麻酔で簡単にとることができますが、これが結膜結石です。

結膜結石:瞼の裏にできる白く小さな結晶

◎ 流行性角結膜炎(はやり目)と診断された方へ:

本日、久しぶりにアデノチェックで確実な流行性角結膜炎(はやり目)と診断された患者さんが出ました。この疾患はウイルスで伝染する疾患で、治療とともに適切な感染予防対策を行う事が非常に重要です。手洗い励行を中心とする注意点を纏めました。

流行性角結膜炎(はやり目)と診断された方へ:

◎ ドライアイ治療薬「ジクアスLX点眼液3%」がまた市場に戻ってきます

ドライアイに対して処方可能な点眼薬の一つであった「ジクアスLX点眼液3%」が近々また市場に戻ってくるという通知を受け取りました。この薬剤が出荷制限を受けた理由や、どのように問題が解決されたかなどを説明します。

ドライアイ治療薬「ジクアスLX点眼液3%」がまた市場に戻ってきます

◎ 新たなH3N2インフルエンザ株と今シーズンの注意点 ― ワクチンは効くのか、私たちは何に備えるべきか ― その眼症状は?

新しいタイプのインフルエンザA(H3N2)ウイルスが世界的に注目されています。このウイルスは「H3N2サブクレードK」と呼ばれ、今年6月、すでにワクチンの配合が決まった後に監視網で確認されました。その後、日本、英国、カナダなどで比較的早い時期から流行と関連して報告されています。そ眼症状にも言及します。

新たなH3N2インフルエンザ株と今シーズンの注意点 ― ワクチンは効くのか、私たちは何に備えるべきか ―

③ 此処からは論文紹介など眼科のやや専門的、学術的な話題です

◎ 神経多様性のある人にとっての「悲しみ」とは何か ― 長期悲嘆障害(PGD)をどう理解し、どう支えるか ―;論文紹介

私たちは大切な人を失ったとき、深い悲しみに包まれます。その悲しみは時間とともに形を変え、多くの場合は日常生活へと少しずつ戻っていきます。しかし、悲しみが長く続き、生活や心の働きに大きな支障をきたす状態があることも知られています。これが「長期悲嘆障害(Prolonged Grief Disorder:PGD)」です。(JAMA精神医学)

神経多様性のある人にとっての「悲しみ」とは何か ― 長期悲嘆障害(PGD)をどう理解し、どう支えるか ―;論文紹介

◎ 眼科医療とAIの新しい章― JAMA Ophthalmology「Eye on AI」が示す未来 ―

この編集論文では、AI、とくに「深層学習(ディープラーニング)」が、画像解析や文章理解の分野で飛躍的な進歩を遂げ、眼科医療、さらには医学全体を大きく変える可能性を持っていることが強調されています。私も欠落の少ない説明文作成にChatGPT5.2を多用しています。最近は作図が精巧になり、図中の漢字の誤りも減ってきました。

眼科医療とAIの新しい章― JAMA Ophthalmology「Eye on AI」が示す未来 ―

◎ 未熟児網膜症による視力障害は、世界で今どうなっているのか;新論文紹介

此の論文は、1990年から2021年までの30年以上にわたる世界規模のデータを用いて、ROPに関連した視力障害や失明の動向を詳しく分析しています。

未熟児網膜症による視力障害は、世界で今どうなっているのか;新論文紹介

◎ 糖尿病の薬が「虚弱」を遅らせる?― 高齢者の健康を守る新しい視点 ―

高齢社の、「ちょっとしたことで体調を崩す」「転びやすくなった」という状態は医学的に「虚弱(フレイル)」と呼ばれ、要介護や寝たきりに進む前段階として注目されています。この虚弱が、糖尿病を持つ高齢者では進行しやすいことが知られています。その理由の一つとして挙げられているのが、糖尿病に伴う慢性的な炎症や代謝の乱れです。こうした背景の中、最近、糖尿病治療薬の種類によっては、高齢者の虚弱の進行を遅らせる可能性があることが報告されました。

糖尿病の薬が「虚弱」を遅らせる?― 高齢者の健康を守る新しい視点 ―

◎ 虐待性頭部外傷とは何か;米国小児科学会テクニカルレポート:(再採録)

米国小児科学会テクニカルレポート:米国小児科学会から昨年夏にAHTの解説が発出されました。乳児虐待の防止には賛成ですが、時には眼底出血を根拠に親を有罪にする冤罪事件が起きたり、児童相談所の権限による誤った親子の分離が行われたりすることに私たちは反対しています。

虐待性頭部外傷(AHT)とは何か ― 米国小児科学会テクニカルレポートをもとに ―説明

④ 眼瞼痙攣、ビジュアルスノウなど神経眼科関連の話 

◎ 眼瞼痙攣は「まぶた」だけの病気ではない ― 脳の左右の連携異常を示した最新研究から ―

目的は眼瞼痙攣の患者さんでは、脳の左右の協調関係にどのような変化が起きているのかを明らかにすることです。とくに、ファンクショナルMRIで安静時(何も課題をしていない状態)の脳活動を調べることで、病気に伴う“基礎的な脳ネットワークの特徴”を捉えようとしています。

眼瞼痙攣は「まぶた」だけの病気ではない ― 脳の左右の連携異常を示した最新研究から ―

◎ ビジュアルスノウ症候群の診断 ― 片頭痛、持続性視覚症状、眼疾患との見分け方の勘所 ―

ビジュアルスノウに関する最近の論文検索でこの論文を発見。臨床上の勘所を説いた論文を紹介します。

ビジュアルスノウ症候群の診断 ― 片頭痛、持続性視覚症状、眼疾患との見分け方の勘所 ―

 

メルマガ登録
 

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

最近の記事

  1. 米国医学教育における神経多様性 ―「変わった人」を排除しない医師養成の意味―

  2. 自由が丘 清澤眼科 清澤眼科通信  メールマガジン 2026.1.07 100号

  3. 自由が丘清澤眼科 最近の話題 (長版) 101号;1月12日( 月曜日)