自由が丘 清澤眼科について

[No.1510] 自由ヶ丘清澤眼科今日の話題は:2023年3月16日(木曜日)

清澤のコメント:院内ではまだマスクをお使いください。厚労省と医師会からの通知が来ました。マスクを持ってこなかった方には、臨時で差し上げることにしました。

◎ 花粉症で目がかゆくて目をかきむしる記者さんを見て、その危険性をご注意差し上げた内容がこの記事になりました。昨日の日刊ゲンダイ、今朝の同紙ネット版記事です。

花粉症ピークはこれから…かゆくて目を強くこすると失明する危険

◎ 昨晩のウィリズ眼科病院(フィラデルフィア市)の網膜カンファレンスは眼虚血症候群が話題になっていました。極度の頸動脈狭窄は眼球に虚血性障害を越します。的確な診断と脳外科への迅速な紹介でのみ助けられます。

眼虚血症候群の管理

◎ シリコンバレー銀行に続き、別の数行も破綻です。さらに今朝は、

スイス中銀、クレディ・スイスに異例の対応 株急落で流動性供給表明

[15日 ロイター] – スイス規制当局は15日、経営不安が強まっている金融大手クレディ・スイス(CS)の株価が30%急落。同社に流動性を供給すると表明し、異例の対応を取った。

スイス金融市場監査局(FINMA)とスイス国立銀行(中央銀行)は共同声明で、CSが「システム上重要とされる銀行に課される資本と流動性の要件を満たしている」と強調し、投資家の懸念に対応。中銀が「必要に応じ」、同社に流動性を供給するとした。さらに「現在の米銀行市場における混乱の影響が、スイス金融機関に直接的に波及しているリスクの兆候はない」とした。CSの筆頭株主であるサウジ・ナショナル・バンク(SNB)が追加出資できないと明らかにしたことを受け、同社の株価は急落。5年物クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)プレミアムは過去最高を更新した。CSは、2008年の金融危機(リーマンショック)以降で当局からこのような支援を受ける最初のグローバル金融機関となる。米株市場ではJPモルガン・チェース、シティグループ、バンク・オブ・アメリカ(BofA)など米銀大手が軒並み下落した。

◎ 最近注目の特殊型視神経炎に、抗モグ抗体視神経炎と抗アクアポリン4抗体視神経炎があります。この時の免疫現象の違いを述べた新しい取り組み(全血RNAシーケンス解析)での論文が出ています。

全血のRNAシーケンス解析に基づくAQP4抗体陽性視神経炎とMOG抗体陽性視神経炎の免疫学的メカニズムの違い

◎ メニコン社コンタクトレンズのメルスプランの説明を院内で詳しく聞きました。メルスプランはコンタクトレンズを販売する仕組みではなく、サブスクです。随時購入よりも割安ですが、月極駐車場のように使っても使わなくても同じ料金がかかります。しっかりお使いください。

メニコン社メルスプランの説明を受けました。

◎ 軽症のコロナウイルス感染でも、ブレインフォッグを伴う脳障害があるというお話です。

軽度の COVID でも脳に負担がかかっている:という記事

◎ 卒業式のシーズンです。着物に袴を身にまとった女子学生の姿が目立ちました。私とは何の関係もない夕張高校の卒業の式辞ですが、素晴らしいので採録しておきます。

◎ 今日は通常の診療診日です。片側顔面痙攣治療の医師向け入門記事を仕上げて入稿し、原稿到着の連絡を受けています。医療関係者以外には少し読みにくいでしょうが、その原稿のコピーを片側顔面痙攣の患者さんにお渡ししています。(図は同原稿の中に使った痙攣筋の名称を示した私がモデルの図です。)

◎このブログへの来訪者が暖かくなるにつれて再び増え始め、月延べ16190人(48392ページビュー)に戻ってきました。ご来訪ありがとうございます。引き続き眼科周りの記事を書いてゆきます。

 

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