コンタクトレンズ・眼鏡処方

[No.1501] メニコン社メルスプランの説明を受けました。

清澤のコメント:自由が丘清澤眼科ではコンタクトレンズメーカーのメニコン社が展開するMELS PLANを取り扱っています。本日は清澤ほかで、其のシステムの説明を再度伺いました。

メルスプランは2001年にスタートしたコンタクトレンズ販売のシステムだそうです。このころには価格競争が進み、量販店で購入する人が非常に増えていました。それに伴い眼障害を起こすユーザーも増えていました。「コンタクトレンズを良い状態で安心して使い続けてほしい」というメニコン社の思いから誕生したのが現会員数134万人のMELS PLAN です。メルスプランとは定額制コンタクトレンズのシステムです。月々の定額制で、いつでも安心して使えるシステムです。①定額制で追加費用が不要。②トラブル時には新しいコンタクトレンズと無料交換。③度数変更もタイプ変更もOK、④全国に広がラネットワークサポート、を特徴としているそうです。

コンタクトレンズのタイプによってシステムとサポート内容が異なります。ユーザーメリットとして、①間違った使い方が原因の目の病気が避けられます。それには例えば、角膜血管新生、角膜上皮剥離、巨大乳頭結膜炎などがあります。②眼科が定期的に診察できるシステムにより患者様のコンプライアンス低下を予防でき、患者様の目の健康を長く見守れます。

メルスプランの患者さんと通常購入の患者さんの2週間レンズ使用の期間は、メルスが14.9日に対して物販購入者は23.2日。2週間レンズの遵守割合はメルス71%、物販24%。傷害の発生割合は物販経由ではメルスの1.62倍となっていたそうです。メルスプランには患者さんを見失うことが減るというような眼科施設としてのメリットもあります。スタッフにもカルテから患者の規格を探す手間が省ける、指導がしやすい、金銭授受などの業務負担の軽減、クレーム減少、トラブル時の対応をお客様センターに依頼できるなどの利点があります。

今までも、自由が丘清澤眼科および一誠堂コンタクトではメニコン社のメルスプランを扱っておりますが、今日は再度説明を聞くことで、この仕組みを一層深く理解することができました。

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