神経眼科

[No.3211] ビジュアルスノウがICD コード取得:サンタモニカオブザーバー記事紹介

このところ、連日のようにビジュアルスノウ・イニシアチブからのニュースメールが届いています。ややはしゃぎすぎか?とも感じられますが、日本でビジュアルスノウに悩む方々およびそれを支える方々にはお伝えしておきたいと感じますので、本日のメッセージを要約して、それを日本語訳して私の「自由が丘清澤眼科通信」に採録します。本日の記事内容には特に新しい内容はありません;⇒出典:サンタモニカオブサーバー

日本語訳

はじめに

Visual Snow Initiative (VSI) の創設者兼CEOであるシエラ・ドンブ氏は、Visual Snow Syndrome (VSS) Visual Snow (VS) に関する初のICDコード取得を成功裏に導きました。この歴史的な成果は、WHOの分類統計諮問委員会(CSAC)により承認され、2025年からICD-11で正式に導入されます。

ICDコードの指定の意義

VSSVSICDコード取得により、診断、治療、研究の取り組みが世界的に向上します。保険適用の拡大、診断ツールの開発促進、医療コミュニティ内での理解の向上が期待されます。

シエラ・ドンブ氏の活動

2015年にVSSの重い症状を経験したシエラ・ドンブ氏は、2018年にVSIを設立しました。彼女は医師や研究者を団結させ、Dr.ピーター・ゴーズビー氏やDr.オーウェン・ホワイト氏と協力して、ICDコード取得の提案を行いました。当初の懐疑的な見方にもかかわらず、この成果は世界人口の23%に影響を与えるVSSが実在する疾患であることを証明しました。

協力の取り組み

この成果は、科学研究、教育リソースの開発、医療コミュニティとの連携といった世界的な共同活動の結果です。VSIの取り組みにより、VSSが正式な認知を必要とする重要な神経疾患であることが明確になりました。

謝辞

シエラ・ドンブ氏とVSIは、WHOやすべての支援者に感謝の意を表します。この成果は、世界中のVSS患者にとって画期的な瞬間であり、より良いケアと認識の向上をもたらします。

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