中野教授の教育ビデオでは「緑内障の構造-機能喪失の線形モデルのテストは、網膜神経線維および視野測定における変動性の原因を明らかにします」という論文が紹介されていました。元論文に戻ってみると、下の図がその論文に出ている図で、網膜神経線維層が相当に薄くならないと視野のdB値は下がってはこないことが示されています。またある程度薄くなると、視野係数MDがさらに悪化しても網膜はグリア組織などが残存しているだけなので、もうそれ以上は薄くはなりません。(以前この話は慶応の勉強会で聞いた気がします。)
(A)SLMの予測曲線。(B ) RNFLの厚さの変動を考慮したHood and Kardon モデルの予測平均曲線と95%CI 。(C)緑色の楕円:対照被験者におけるLMVの95%の信頼境界。黒い楕円:0〜-30 dBの範囲の感度の損失に対する95%の信頼境界。(D )緑の曲線で示されているように、このような多くの黒い楕円のエンベロープによって、LMVの95%の信頼境界が決まります。
◎緑内障学会から、開院限定ページの案内が送られてきており、ログインIDとパスワードで開けることを確かめることが要求されていました。この専門ページの中で、慈恵医大の中野教授が作られた緑内障学会の教育ビデオを視聴しました。どのビデオも、視聴回数は数回と少なくもったいない限りです。その中で
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