白内障

[No.2239] 後嚢下白内障とは?

清澤のコメント;知人が急激な視力低下を訴えて来院しました。後嚢下白内障でした。「後嚢下(こうのうか)白内障」は水晶体の後ろにある後嚢の皮質が濁ってくるため、かすんで見える感じが他の白内障よりも強く進行が速い。白内障が急に進行して緑内障の発作などの併発症を起こすこともあるとの記載もあります。治療方法は、目薬で白濁の進行を抑えるか、手術によって水晶体を取き、人工水晶体を入れます。上の写真は細隙光を左手前から当てており、レンズ後面にざらざらした混濁が見えています。

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• 後嚢下白内障 (PSC): このタイプの白内障は、自然な水晶体の後部で発生します。 水晶体の後部近く、後部水晶体嚢の前に形成されるタンパク質の蓄積が特徴です。 PSC は読書の視力を低下させ、明るい光の視力に悪影響を及ぼし、夜間に光源の周囲にまぶしさやハローが見える原因となる可能性があります12。
• 原因:
o タンパク質の蓄積: タンパク質の蓄積により、水晶体の繊維の透明性が損なわれ、水晶体が不透明になります。 網膜に到達する光線が少なくなり、視力が低下します。
o 年齢関連の危険因子: PSC は老化の自然な一部分であり、高齢者はより感受性が高くなります。
o その他の要因としては、糖尿病、ステロイドの使用、炎症、紫外線/放射線曝露、特定の薬剤などがあります1。
• 診断:
o 症状には、視力の低下、かすみ目、明るい光に対する過敏症、ライトの周りのハロー、夜間の運転の困難などが含まれます。
o 細隙灯検査を含む徹底的な目の検査は、診断を確定するのに役立ちます13。
PSC は、その位置と急速な発達の点で他のタイプの白内障とは異なることに注意してください1。 🌟

白内障にはこのほかに、加齢でもっともふつうにみられて、測定される視力低下が弱い皮質白内障が有ります。隙間から光が通るので見かけよりも視力低下は弱めです。

近視の強い人に起きやすく、レンズの中央部(これを水晶体核と呼ぶ。この写真は細隙灯光を右手前から当てて写真を撮っています。)の色が茶色っぽくなる核白内障もあります。

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