◎2019年以前アンケート:効果の持続性に未充足ニーズの存在。これを受け2019年発売。
◎抗ヒスタミン作用:結膜中の薬剤濃度が高いほど、抗ヒスタミン活性が高いほど強い効果。
◎エピナスチン2μM添加でヒスタミンによる細胞内Caイオン上昇が抑制される。
◎エピナスチン添加群で多くのヒスタミンH1受容体のエピナスチン結合が6時間持続。
◎同添加でラット肥満細胞の脱顆粒が抑制された。
◎アレジオンLXはヒスタミンによるモルモット血管透過性亢進を抑制した。
◎アレジオンLXは長期点眼時の安全性および有効性が検討された。(第Ⅲ相長期投与試験)
◎同剤ではアレルギー性結膜炎の病型別有効性の層別解析をした。
ツカザキ病院眼科部長福島敦樹医師は:非臨床ではエピナスチン塩酸塩の高濃度化がヒスタミン作用の強さと持続性に及ぼす影響や、メディエーター遊離抑制作用について検討され、エビデンスが創出された。高アレルギー点眼薬治療として持続性を持たせた1日2回のアレジオンLXが登場したことは臨床上有益であった。とコメントしている。
コメント