ソフトコンタクトレンズが外れないときの対応策 (初心者編)
コンタクトレンズが外れない原因の多くは、レンズが乾燥気味になり目に貼りついている状態です。まずは、まぶたの内側に点眼で水分を補給して潤しましょう。そのまま無理に外そうとすると角膜が傷つく原因になり危険です。目に貼りついてコンタクトレンズが外れないときのお助けアイテムとしてマイティアなどの水分補給用の目薬が有効です。目薬をお持ちでない方は、「清潔な洗面器に入れた水に顔をつけ、まばたきをゆっくり繰り返す」「蒸しタオルなどで目をあたためる(手の平で目の周りを覆うだけでも温まります)」なども有効な対処法です。
また、正しいコンタクトレンズの外し方は次のようになります。
- 手を洗い清潔してから、あごを引き気味(上目使い)にして両手でまぶたを大きく開き、レンズが黒目の上にある事を確認してください。
- 黒目の上にあるレンズを人差し指でゆっくり下にさげます。角膜から半分以上ずれるまで下にさげてください。もしレンズが動かないようであれば、力づくで動かさずに目薬を点眼して動くまで待ってください。
- さげたレンズを「人差し指」と「親指」で4時と8時の方向につまみます。爪を立ててつまむのではなく、指の腹でゆっくり矢印の方向に動かしてください。
- レンズを押し上げるように指を中央に寄せるとレンズが外れます。
初めてでソフトコンタクトレンズが外れないと慌ててしまいがちですが、一度上記のような対応で外すことができれば、以後は同じトラブルを感ずることは少なくできると思います。
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