小児の眼科疾患

[No.84] 若いご両親への 医師からの切実なメッセージ:パンフレットがとどきました

著者の藤原先生(藤原一枝(小児脳神経外科医))からパンフレットが届けられました。pdfはhttp://fujiwaraqol.com/ からご覧ください。

これとは別に、私も共著の藤原一枝、西本 博、櫻井圭太、清澤源弘「赤ちゃんを転ばせないで!!」(三省堂書店)もまもなく出版になります。

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ごめんなさい。
ケガが起こってしまったら、あなた方と動き始めたばかりの可愛い赤ちゃんを助けることができない。
わたくし 1)には知識も手術する手もあるというのに…。
「虐待の疑いがあるから」と役所が赤ちゃんを取り上げる法律 2)がある。赤ちゃんは軽いケガでも頭の中に出血しやすい 3)のよ。
赤ちゃんを決して、転ばせないで!!不注意も、一瞬の隙も、許されないのよ。

◎藤原一枝、西本 博、櫻井圭太、清澤源弘「赤ちゃんを転ばせないで!!」(三省堂書店)
◎事故は起こしてほしくないけれど、軽い転倒や落下でも、運悪く、頭に出血(急性硬膜下血腫)は起こるものなのです。2 歳までは、起こりやすいのです。
その予防は心がけるべきなのです。
そして、医者からすると、一度転んだあとには、運動能力は少し落ちているので、「また転ばないように」と、細心の注意をお願いしたいです。
2 回目の転倒で、出血がひどくなっていて、手術になった人も何人もいます。赤ちゃんが自分で動き出す 5 カ月くらいから、2 歳までは、お家の中にいてもこの急性硬膜下血腫は起こりやすいのです。体の成長との関係で、この時期の弱点です。
どうか、この時期、頭のケガをしないよう、注意してください。
ここまでは、医者としての経験や知識に基づいたアドバイスです。
次に、虐待を疑う厚生労働省のシステムがおかしいために、「事故なのに虐待を疑われ、一時保護(親子分離)される」世の中なので、そんな目にあわない注意も必要だとお伝えします。
◎若いご両親への医師からの切実なメッセージ(上記パンフレットです)
2021 年 10 月 10 日発行
著者   藤原一枝(小児脳神経外科医)
発行   藤原 QOL 研究所
〒 130-0022
東京都墨田区江東橋 4-29-14 小峯ビル 3 階
電話/ファクス:03-5625-5151
http://fujiwaraqol.com/
デザイン  平川ひとみ
カット   漆原冬児
制作協力  及川真咲デザイン事務所
頒価 200 円  ©FUJIWARA Kazue 2021

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