社会・経済

[No.350] マスメディアでは報じられないアパレル業界の闇（Fashion’s Huge Waste Problem）;中田動画紹介

清澤のコメント：江東区にあった知人の中堅縫製工場が10年ほど前に店じまいした。その裏には、日本の縫製工業が海外との競争にこのようにして負けたという事情があったと深く理解できた。売れ残り製品をアウトレットに出せば、それを購入する次の購買者を失う。とすれば、現行の様に焼却するか、あるいは絶対に自分の金ではそれを購入できない集団の人に無償で寄付的に渡すか、あるいは工業原料として破棄するか？という事になろう。医療においても、期限切れの資材等はこまめに廃棄し償却の計上を忘れないことが必要な所以です。

【大量廃棄社会①】マスメディアでは報じられないアパレル業界の闇（Fashion’s Huge Waste Problem）

2021/08/05 •
【動画目次】 00:00 OP
04:56 新品の廃棄：年間10億枚の服が捨てられている。ファストファッションが先駆け。
08:35 構造上の闇：それで中価格帯のブランドが消滅し2極化した。日本のアパレル町工場はなくなった。中国も人件費が上がり、バングラデッシュとベトナム製になった。
16:39 拡大する被害：原価率は１５－３０％だ。ゾゾの前沢さんが「ゾゾありがとう問題」になったのは利益還元をしようとしたからだ。
20:15 大量生産：余ったものはセールに行くが、それは逆効果。悪意はないが、大量生産で余剰を捨てる社会になった。日本製はもうない。大量廃棄社会という本の解説です。

【大量廃棄社②】環境や人権問題に配慮したアパレルブランドが世界を変える（Fashion’s Huge Waste Problem）

493,360 回視聴 • 2021/08/06 •

【動画目次】

00:00大量廃棄：

04:54人権問題；ユニクロは世界1位のアパレルメーカー。ウイグルの人権問題が出ている。バングラデシュの工場の天井崩落が起き多数の死者が出ている。今や全世界的に、人権問題が起きている。外国人技能講習生も同様の仕組み。

14:05未来への対策：企業も国家も気が付いている。原価公開が出てくる。エバーレーン社が原価と過程を公開した。若い世代もエチカルな価値感に向かっている。ネットから社会が変わる。

22:14 まとめ

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