ガス漏れ、非難応酬 米ロ双方「破壊工作」主張 ノルドストリーム
ロシアと欧州をつなぐ天然ガスの海底パイプライン「ノルドストリーム」が欧州北部のバルト海でガス漏れを起こしたことをめぐり、欧米とロシアが非難の応酬を繰り広げている。
バイデン米大統領は9月30日、ホワイトハウスでの演説で、「意図的な破壊工作だ」と言い切った。首謀者は明言しなかったが、ロシアを名指しで「偽情報とウソを流し続けている」と非難し、「プーチン(ロシア大統領)の言うことに耳を貸してはいけない」と述べた。今後は事実解明のために現地にダイバーを派遣するとしている。
欧州では同日、ドイツ、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、北大西洋条約機構(NATO)の各首脳がビデオ会議を開催。「入手可能なすべての情報によると、パイプラインへの意図的な破壊工作があった」との認識で一致した。
国連安全保障理事会では同日、ロシアの要請でこの問題を巡る緊急会合が開かれ、ロシアのネベンジャ国連大使がガス漏れは破壊工作の疑いがあると指摘。国際テロの可能性も考えて調査を開始したと報告した。(略)
清澤のコメント:先週起こったノルドストリーム1の破壊工作。米国、ロシアのいずれのサイドに利があるのかさっぱりわからぬまま、記事に取り上げないできました。
今日の及川幸久氏の動画では、米国のネオコンが画策しポーランド軍などがこの破壊工作を行ったのではないかという推論を(根拠は弱いのですが)述べています。そうであれば、米国はロシアを核兵器の使用に向けて誘導しているということにも読めます。
◎ 追記です。アメリカ政府が関与か?
ロシアは報復として欧米を結ぶ通信ケーブルを破壊することもありうるというお話。
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