社会・経済

[No.1439] 日銀総裁②:金融緩和をやめられない:中田敦彦チャネル

日銀総裁②

記入緩和を日銀が止められない理由:日本のメガ銀行が多くの国債を主有している。金利を上げたら国債は暴落する。変動金利の住宅ローンも金利が上がる。景気が悪くなる。金利を上げないと円安。10年の結果が今の問題。そんな大ピンチなのです。

内閣は、アベノミクスがうまくいかなかったなんて言えない。今、海外投資家が国債を売り浴びせている。それに関して日銀が国債を買い向かった。しかし、もう無理だろう。

黒田総裁とは、むしろ異例の人事だったのだ。日銀の前の副総裁か財務省事務次官経験者のどちらかがなるかというのが今までの慣例だった。一万田さんの時は日銀が強かった。日銀の総裁を任命するのは内閣。だが、国会の承認も必要。任期5年は内閣が変わっても全うさせる。強い独立性があるから。安倍総理の時に官僚人事にも内閣の意向が導入された。最近は、日銀副総裁が3代続いていた。黒田氏は安倍総理の選択であり、事務次官経験者ではなかった。岸田総理は、副総裁経験者の3人を外して、どちらでもない植田氏を選択した。雨宮氏は本人が辞退したともされる。現在日銀は大ピンチ。名前が出た植田氏は、異次元金融緩和は撤回しないと宣言した。ゆっくりやんわりの金融緩和の解除と早めの賃上げが必要だ。4月に植田氏の金融政策決定会合が始まる。

 

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