社会・経済

[No.1481] 仮想通貨とWeb3.0革命①:中田敦彦動画紹介

さすがに、難しそう、いかがわしそうな話だが、ちょっと聞いてみよう。中田敦彦:ディスラプター(破壊者)により既存の書店(→アマゾン)、新聞(→ネット)、雑誌(→インスタグラム)、テレビ(→ユーチューブ)がなくなりつつある。同様に銀行もなくなりつつある。人々はTverよりもユーチューブを視聴する。権力者のいない、つまり民主化が進むものを人は求める。テレビがいかにして消えていったか?誰でも情報を発信できるものに惹かれるから。仮想通貨の本質は、金融の民主化である。これは、今後の金融システムを崩壊させるほどのものだ。民主化によって改善されるのはなにか?書籍を買うのも大変だったが、アマゾンで電子書籍を買えば、後始末もいらない。合理性は書籍ではなくて、電子書籍の側にある。

この本の著者が東京証券取引所で2008年に出会ったのがリーマンショック:これは大手証券会社の破綻だった。著者は、壁が崩壊して、その後10年間破綻会社の処分に追われた。サブプライムという不良な商品があった。金融業は本来ビジネスを助けるはずだが、この金融商品は消費者のためになってっはいなかったのではないかと著者は思った。証券会社の窓口にはゆかずに、自分でネットでETFを買える。映画の中であった話は、「サブプライムローンはシチューの中にランクの悪い肉を混ぜるようなものだ」という説明。証券会社は、自動で証券をアルゴリズムで売買するシステムで超高速取引を行った。これは、個人を企業が食うシステムで情報の非対称性を利用したものだ。銀行は昼しか開けていない。なぜなら規制によって殿様商売になってゆくから。ゲームストップ事件:大手が空売りで売り浴びせたが、ロビンフッドの大衆が買い支えた。これを、大手はゲームストップの注文取次ぎをしたいという方法で対抗した。これに大衆が圧力を感じて炎上した。金融界のひずみ:これを壊すのが仮想通貨だ。暗号資産=仮想通貨。ネット上でチェックし合う。どこの国へでも送金できる。ディーファイ:(decentralized finance)だ。銀行がいらない。これは、なんだか怪しい儲け話なわけではない。イノベーションは戻らない、未来は止まらない。これからの銀行は仮想通貨を使えない人だけのもの。すでに、日本人は仮想通貨に乗り遅れている。タイムリミットは2年、3年なので、遅れは致命的。

2014年マウントゴックス事件。ネット上のお金が消えた人為的な事件。2017年に仮想通貨爆発ブーム。イーザリアムによるICO(新規トークン公開)は株式でのIPO(新規株式公開)のコイン版だった。イーサリアムはブロックチェーンを改善したもの。詐欺も横行した。2018年コインチェック事件:顧客のコイン500億円がハッキングで盗られた。今も、このコインチェック社は残っている。日本はまだ目覚めていない。2020年米国で仮想通貨が流やった。Web1;インターネット時代。Web2:自分でアップできる。GAFAの時代でユーチューブ、フェイスブックという強力な権力ができた。Web3:これもブロックチェーンだが、みんなが利用するシステム。マネーロンダリングの比率はブロックチェーンのほうがむしろ低かった。2020年のアメリカで盛んに使われた。通貨の増刷によって、通貨の価値は国によって変えられてしまう。政府の発行する通貨に代わるものは何か?それは、通貨の代替物は希少性の保たれていた金ゴールドであった。しかし、ゴールドには十分な決済機能がなかった。今後、2024年がやばい?。(後半へ)

 

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