社会・経済

[No.1521] シリコンバレー銀行破綻:その②中田敦彦動画

清澤のコメント:②がアップされるのを待っていました。シリコンバレー銀行破綻:その②です。その①から見ることをお勧めします。

私見として、東日本大震災が東北を襲い、引き続いて東京電力の原子力発電所の事故が襲いました。その状況を日々テレビで見ていた時のことを思い出します。リーマンショックも似た状況だったのでしょう。リーマンショックをグーグルで調べてみると、

リーマン・ショック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

リーマン・ショック(和製英語)は、アメリカ合衆国で住宅市場の悪化によるサブプライム住宅ローン危機がきっかけとなり投資銀行のリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが2008年9月15日に経営破綻し、そこから連鎖的に世界規模の金融危機が発生した事象である。これは1929年に起きた世界恐慌以来の世界的な大不況である。

リーマンブラザーズ」は1850年に創立された名門投資銀行であり、1990年代以降の住宅バブルの波に乗ってサブプライムローンの積極的証券化を推し進めた結果、アメリカ五大投資銀行グループの第4位にまで上り詰めた。しかし、サブプライム住宅ローン危機による損失拡大により、2008年9月15日に連邦倒産法第11章(チャプター11)を申請して経営破綻した。この破綻劇は負債総額約6000億ドル(約64兆円)というアメリカ合衆国の歴史上最大の企業倒産であり世界連鎖的な信用収縮による金融危機を招くことに繋がった。

日本でも、日経平均株価が大暴落を起こし、同年9月12日(金曜日)の終値は12,214円だったが、10月28日には一時は6,000円台 (6,994.90円) まで下落した。

名称

「リーマン・ショック」は日本における通称であり、日本においては一連の金融危機における象徴的な出来事として捉えられているためこの語がよく使用される。英語では同じ事象をthe financial crisis of 2007–2008(「2007年から2008年の金融恐慌」)や the global financial crisis(「国際金融危機」)、 the 2008 financial crisis(「2008年の金融危機」)と呼称するのが一般的である。文脈にもよるが the financial crisis(「金融危機」)だけで「リーマン・ショック」を意味することも多い

シリコンバレー銀行破綻①:中田敦彦動画

  ーーー要旨ーーーー

これからどうなる?

米国の銀行は低金利の中で生きてきた、低金利フォーメーションに合わせていたから、そうでなくなったら破綻する。2022年にはコロナ、同回復、ウクライナ戦争による揺り戻しを受けた。シルバーバレー銀行は大口のベンチャー企業が相手だった。大口が多いと、預金を引くときも早い。資金は長期の債券に充てていた。

短期で集めて長期で貸すのが銀行の原則(長短金利差)。信用不安を生じて短期の預金を一気に引き出されるのが嫌だ。キャシュがない。銀行の破綻にはもともとの経営状態が悪いか、取り付け騒ぎが起きるときである。景気が悪いと大口の預金者も引き出さざるを得ない。銀行は資金調達のため、①預金金利を上げる対策を取りたい、しかし、預金金利は高金利時には上げられない。②持っていた国債を売るが、今は高金利で国債売価は安く、損失が出る。その損失を補填するための増資をするが、そのニュースで取り付け騒ぎとなった。国の利上げはインフレ対策だった。誰の所為でもなく、構造上の問題だった。FRBの苦しさもある。これからどうなる。

スピーディーに預金保護し、融資の特別枠プログラムを立てた。しかしインフレが止まれない。コロナ後に再び消費がふえたが、流通が止まっていて、インフレが止まらない。だから金利を上げるしかない。1980年代にSLが利上げで100行以上が破綻したことに似ている、同様に一気に追い込まれたことがあった。利上げしたら倒産銀行が出ることは解っていた。今後に様々な読みはある。日本の銀行にも波及?(以下省略)

日本でも、利上げが銀行の行方を決める。

 

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