糖尿病網膜症・加齢黄斑変性・網膜疾患

[No.2186] 白内障と緑内障以外で増えている「目の加齢病」加齢黄斑変性

清澤のコメント:目の加齢病の話が最新のダイヤモンドオンラインに出ています。「白内障と緑内障以外で増えている『目の加齢病』、視野の中心から欠けてくる!」というものです。末尾に私の以前の記事をつけておきます。

その要旨は以下の通りです。記事を監修した大中先生は3番目の加齢黄斑変性の専門家です。
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  • 目の加齢病の紹介:白内障、緑内障、加齢黄斑変性の3つの目の病気について、原因、症状、治療法などを解説する記事。
  • 白内障の特徴:眼球の水晶体が白く濁る病気で、視野全体が白っぽく見えたり、まぶしく感じたりする。加齢が主な原因で、60歳頃から進行する。水晶体を人工レンズに入れ替える手術で視力の回復が見込める。再発は基本的にしないが、水晶体囊が濁る(後発白内障)ことはある。老眼は治らないので、老眼鏡が必要。
  • 緑内障の特徴:視神経に障害が起こり、視野が狭くなる病気で、眼圧が高くなることが多い。加齢が主な原因で、中高年に発症しやすい。症状が出る前に進行することもあり、治療が遅れると失明に至ることもある。眼圧を下げる点眼薬やレーザー治療、手術などで進行を抑えることができる。視神経の損傷は回復しないので、定期的な検診が必要。
  • 加齢黄斑変性の特徴:視野の中心部分が欠けてくる病気で、加齢による黄斑部の退化が原因。高齢者に多く、平均寿命の延びに伴って増えている。視力の低下や歪み、中心暗点などが症状。タイプによっては注射やレーザー治療で進行を遅らせることができる。ルテインやビタミン剤などのサプリメントや、紫外線対策などで予防することができる。
  • 最後に、「目の健康を維持するためには、目のことだけを気にかけるだけでなく、成人病全般を予防することが大切。生涯クリアな視野を保つため、眼科での定期検診とともに、生活習慣を改善することを心がけましょう。と纏めています。(監修/大中誠之 関西医科大学附属病院眼科准教授)
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    日本人の途中失明第4位「加齢黄斑変性」の症状と対処法:60歳からの健康術眼科編(6)

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